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旧都でぶらり立ち寄った、カオマンガイ屋。オールドレンズで撮ったらエモかった。|友人とトンブリー散歩(1)
タイ > トンブリー > 寄り道 (タラートプルー周辺)
友人が「宝くじが当たるようにトンブリーのお寺に行くけど、来る?」と誘ってくれた。歴史に詳しい彼女と行ったら絶対楽しい!と二つ返事で行くことに。先週もその寺院に行ったにも関わらず(笑)
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タイ語で "金都”の意を持つ、旧都トンブリーを歩く
タイの4月は1年で最も暑い季節。なのに異常気象か、24℃と涼しい朝だった。
タイ王国。その名前の通りタイは王国だ。現・王朝は、1782年より続くチャクリ王朝。そして1つ前の王朝が、15年・1代だけのトンブリー王朝。1つ前の時代だ。
7時半。高架鉄道に乗り、トンブリーへ出発。BTS Pho Nimit 駅へ向かう。
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駅を降り、トンブリー王朝を興したタークシン大王の眠るインターラーム寺院(วัดอินทาราม)を目指して歩く。最初の目的地、運河沿いの老舗の珈琲ショップに行くためだ。
小道を歩いていると、勘のいい人は「異文化」を感じるかもしれない。雰囲気が変わったと感じる理由は、トンブリーの歴史を知ればすぐに分かる。
タイ人と潮州人(中国のとある地方)のハーフだったタークシン大王は、王朝を興す際、潮州郷党をトンブリーに住まわせることで勢力を固めた。
その後、華僑・華人による商売が奨励され、更に多くの潮州人がタイへと移ってきたのだった。(「ロイヤル・チャイニーズ」と呼ばれていたそうだ)
長くなってしまうので、詳しくはまた別の機会に書こう。
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タークシン大王の眠るインターラーム寺院を過ぎ、運河沿いのワット・グラン市場(ตลาดวัดกลาง)に着いた。
100年以上の歴史を持つ老舗の珈琲ショップ。昔ながらの珈琲を頂くのを楽しみに市場を進むが、そこにあったのは【火曜日~日曜日 5:00 - 11:00 営業】とタイ語で書かれた看板と下りたシャッターだった。
もちろん事前に営業時間を調べ、土曜日 9:30 には店に着いたのだが
まあ、よくある話かな。残念…
こちらの記事にたくさん写真が掲載されています:
ร้าน “สุริยากาแฟ” ณ ตลาดวัดกลาง เปิดมากว่า 100 ปี แต่ไม่ค่อยมีคนรู้
お腹を空かせた私たちは、プルー市場(タラートプルー/ตลาดพลู)を目指した。とにかく朝ごはんが食べたい。
ゲオ カオマンガイ / แก้วข้าวมันไก่
「今日が涼しくて良かった」なんて思いながら歩いていると、
一軒の賑やかな食事処が視界に飛び込んできた。
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タイ語でお店の歴史を調べてみるも、10年以上の歴史を持つ、30年以上の歴史を持つ、40年以上の歴史を持つ、と様々なことが書かれており明確な年は分からないが、お客さんの多さから ”長年地元の人々に愛されているお店" で間違いないようだ。
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レビューには「味が落ちた」「味が変わった」等見られるが、圧倒的に良い評価が多い。
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せっかくなのでお店一押し、ツボ草ジュースも注文。
ベトナムで何度か飲んだので味は知っていたが、相変わらず独特さ。
(ちなみにタイ語ではバイブアボック(ใบบัวบก)
ベトナム語ではラウマー(Rau má)という)
効果:
・体内の熱を逃がす ▷東南アジアにはもってこい!
・血流を良くする
・利尿作用がある
・皮膚炎や傷の治癒に効果がある
・ストレスの解消
・記憶力を高める
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カオマンガイは皮付きを注文。皮と身の間がもっちり。(皮なしで頼んだ友人は普通と言っていたが笑)それよりも、スープ。カオマンガイのスープは濃いめの味付けが、ここのは濃過ぎず、しょっぱ過ぎず、ちょうどいい。この優しい味はは大満足。
(味音痴説は否めないが笑)
ちなみにスープは2人分大きな器で出てきたので、スプーンで直接すくって頂きました。(こういうの久しぶり! テンション上がった)
場所
■BTS Talat Phlu より徒歩10~15分程 (1km程)
■MRT Tha Phra より徒歩10~15分程 (1km程)
と、少し行きにくくはありますが
散策のついでに立ち寄ると良いかもしれません。
訪れた際には是非、地元の人で賑わう雰囲気を楽しんでみてください。
メニューはタイ語のみですが、タイ語が分からない場合は
欲しいものを指差し、
タンマダー(普通盛り) or ピセー(大盛り) で注文できると思いますよ。