『繋がり』について考える時代
『繋がり』って何でしょう?
連絡先を知っていれば、『繋がっている』のでしょうか?
1週間に1回会っていれば、『繋がっている』のでしょうか?
彼氏彼女の関係なら、『繋がっている』のでしょうか?
友人が言っていました。
「簡単に繋がれるようになったから、簡単に切るようにもなった」
本当にその通りだなって感じています。
言ってしまえば、今連絡先を知っている友人も、恋人も、アプリで出会って何回かデートしている人も
”いつでも連絡がつかなくなる可能性が溢れている”世の中なんだなと。
ひと昔前の時代であれば、家の固定電話を知っていたり、相手の家を知っているから
連絡が取れたり、会えたりしていました。
でも今は、それぞれが個人で携帯電話というものを持つようになり、SNSが流行り
個人間で気軽に連絡が取れるようになりました。
本当に便利です。
親に交友関係や異性関係がばれなくなりましたからw
プライバシーが守られていると言えば、守られるようになりました。
ただ、その相手の事を”連絡先”しか知らない事も多々です。
なので、連絡がつなかくなるともうその時点でおしまい。さようなら。もう会えない。
仲が良いと思っていた人と連絡が急に取れなくなる…なんて事も間々あります。
”自分の気分”で”相手との繋がりを簡単に切る”事が出来るのです。
実際に私も、いい感じだなとかさらには、付き合おうと言われていた人が
急に連絡つかなくなる事が何回かありました。
「私が何かしたのかな?」と当然思うわけです。
だけど、考えても考えても全く思い当たることがない。
でも、関係はいとも簡単に途切れてしまう。
それからは付き合っていても、いつか連絡がふいに返ってこなくなるのでは?とずっと思ってしまいます。
じゃあ、いつになったら『繋がっている』って思えるのでしょうか?
きっと相手の事を心から信頼できた、また相手から信頼されていると思ったときではないかと
私は考えています。
今の簡単に繋がれる時代でも、信頼できる『繋がり』をひとつでも多く作っていきたいと思うのです。
【追伸】
ちなみに。
『繋がり』についてや『多様性』というものについて考えるに相応しい本。
こちら話題作ですが、今更ながらに読みまして…この前読み終えたばかりです。
最初は、「なんのお話?」と思うくらいはてなマークで掴みきれずでしたが、読み進めるごとに枠を捉える事ができ、そうなると夢中で読んでいました。
そして、読み終わった後にはぜひ考察も。
こちらの考察が私は好きでした。
タイトルが『正欲』なのも頷けます。
ぜひ読んだよー!って方や今回の記事に思うところがある方はコメントお待ちしております!