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監査法人就活 -キャリアを絞れないが、将来の選択肢を広げたい人の戦略-

監査法人就活をしていた当時、私はキャリアは定めていないと公言しつつ、就活していました。その経験と、実際に監査法人で働いた経験を基に、将来のキャリアを絞りたくない or 絞ることができないが、将来の選択肢を広げたい人向けに記事を書いてみようと思います。

押さえるべきポイントは、いかに履歴書に書けることを増やすか、です。

それ前提に考えると就活の戦略は以下の4つが考えられるかと思います。

①一つの大企業に深く関与する
②中小企業のクライアントをたくさん担当する
③業務の種類を増やす
④業種に囚われず、監査経験を積む

それぞれ説明します。

①一つの大企業に深く関与する

①大企業は必然とたくさんの業務をやっていますので、一つのクライアントにどっぷり浸かることで、多くの経験を積めます。デメリットは履歴書に書けることが少ないのと、他社の事例が見れないことです

②中小企業のをたくさん担当する

②は中小を見ることで、必然と多くの業務経験を積めます。 デメリットは一社一社に対する理解が甘いのと、そもそも中小企業ですので、大企業の論点の経験が積めないです。例えばプライム市場上場とスタンダード市場上場では規制が諸々異なります。

③業務の種類を増やす

③はクライアントの大小に拘らず、業務内容にフォーカスして就活していくスタイルです。監査法人で経験できる業務はざっと以下になります。すべてを経験することは難しいですが、どれに興味があるかを基にブレンドしていくイメージが良いかもしれません。

コンサル
会計監査
IT監査
IPO監査
3402業務
内部統制監査
自己査定
研修講師

ちなみに私はコンサル、IT監査、IPO以外は経験しました。IPO経験しtたかったなぁと思っています。履歴書に書けるとセカンドキャリアでベンチャーキャピタル等でも更なる加点をもらえますので。デメリットとしてはどうしても各業種への理解が浅くなることです。

④業種に囚われず、監査経験を積む

④はそのままかもしれませんが、様々な業界を経験することです。会社もスポーツと同じで、同じスポーツであっても野球とサッカーが異なるように結構違いますので。どの監査法人も業界で言うとその他が集まっているところがあったりしますので、実現可能な就活方法かと思います。デメリットとしては、自分が関わりたい業種に携われるか確定していないことです。

ざっくりではありましたが、ご参考になれば幸いです。

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございました。この記事が皆さんの役に立てば嬉しいです。なお以下の記事が今まで私が投稿してきた「監査法人1年目の教科書」シリーズすべてを集約したものです。私が監査法人入社前の方や、入社間もない方向けに投稿を始めたきっかけ、込めた願い等も書いていますのでよかったらどうぞ!



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