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合格おめでとうございます🎉皆様に贈りたいモノ『士業思う。ゆえに士業なり』

公認会計士のララです。この記事はてりたまさんのお声がけから始まった「X会計士界隈から論文式試験合格者の皆さんへのリレーメッセージ」の一部です。

では早速本文へ!!

公認会計士試験合格おめでとうございます!

本当に、本当にお疲れ様でした。そして、合格おめでとうございます!

試験勉強中は前向きな日ばかりではなかったはずです。 テストの結果に一喜一憂し、自分の感情に振り回された日もあったのではないでしょうか。それでも一歩ずつ着実に歩みを進めてこられたのだと思います。

心から、おめでとうを贈らせてください。

さて合格発表から2日目の今、 喜びと安堵感、高揚感に包まれているのではないでしょうか。 同時に、これからの未来に対する期待と不安、 公認会計士としての責任の重さを想像されているかもしれません。

そんな皆さんに何かできることは無いかとこの記事を書き始めました。

が…

厳しい試練を乗り越えた皆さんに「私なんかから贈れる言葉なんて」と思っているからか、何を書いてもしっくりきません。困った困った…。

このままでは何も書けない、ということで自分のモットーに立ち返りました。私のモットーは「"〇〇したい”で生きる。"〇〇すべき"が人生をつまらなくする」です。このnoteを書き始めた時もどこか「良い事を書くべき」「立派な人が書くべき」「正解を書くべき」と気負っていた気がします。

そこで「皆さんに"贈るべき"言葉」ではなく、私が贈りたいモノを精一杯贈ります。趣味全開です!笑

これから会計士仲間としてよろしくお願いいたします!


『にじいろ』作詞・作曲 絢香さん

小学生からずっと音楽をやってきたので、言葉よりもまずは音楽を贈りたいと思いました。皆さんは今までも様々な道を歩んで来られたと思いますが、公認会計士試験合格者として新章の始まりですね!

これからはじまる
あなたの物語
ずっと長く道は続くよ
にじいろの雨降り注げば
空は高鳴る

眩しい笑顔の奥に
悲しい音がする
寄りそって 今があって
こんなにも愛おしい

あなたが笑えば誰かも笑うこと
乗り越えれば強くなること
ひとつひとつがあなたになる
道は続くよ

アインシュタインの言葉

ある日の授業で、アインシュタインは黒板に次のように書きました。

9×1=9
9×2=18
9×3=27
9×4=36
9×5=45
9×6=54
9×7=63
9×8=72
9×9=81
9×10=91

クラスは騒然とし、生徒たちは思わず笑いました。 アインシュタインが答えを間違えたからです。 9×10の答えは91ではなく、90です。

アインシュタインは生徒たちの笑いが静まったのを待ってから、このように言いました。

「私が9つの問題を正しく解いたことを、誰も褒めませんでした。 しかし、たった一つの間違えに対して皆さんは笑い始めました。その人物がどれだけ成功したとしても、 社会はほんの小さな間違いを見つけ、指摘します。しかし、決して間違えない人がいます。それは、何も挑戦しなかった人です。」

私は内気で、大人数の飲み会は苦手だし、できれば親密な仲間内で好きなことをしていたい。でもある日気づいたのは、内気であることは挑戦しない免罪符ではないと。無謀と挑戦を分ける線は、取り返しがつくか否かにあると考えています。取り返しがつく範囲でぜひ挑戦し、たくさんの指摘をうけ、時には凹み、それでも進み続けてほしいと思います。私の大好きな漫画の言葉をご紹介します。

チ。−地球の運動について− 第2話

良かったらお時間ある際に読んでみてください。天動説から地動説へのパラダイムシフトが起こるまで、人々がどんな思いで命を繋いできたか、心が熱くなるお話です。このX会計士界隈から論文式試験合格者の皆さんへのリレーメッセージ」にこもった思いも、この漫画と近しいところもあるなと感じています。なぜそう思ったかの答えは全て闘魂さんが書いてくれていますので、熱々のメッセージをぜひご覧ください。

私の親友の言葉の数々

私は親友と新たな発見・気づきがあると、Discordで投稿しあっています。かれこれ4年は続けているのですが、非常に優秀な彼女が刺さる言葉をくれるので、一部ご紹介を。

四捨五入して不幸になるなよ

遠慮ってやつをやめよう

どれだけうまくいっても次への一歩には確信はない

大きな花火も線香花火も生き残ってきた意味を考えた方が良い

勇気で差別化する。それだけで差別化できる。

士業思う。ゆえに士業あり

17世紀フランスの哲学者ルネ・デカルトは、あらゆる知識を疑い尽くす「方法的懐疑」を経て、「我思う、ゆえに我あり」という揺るぎない真理に到達しました。これは、自分が思考しているという事実は疑いようがなく、思考こそ自身の存在の確かな証拠であるという宣言でした。

会計士になりたての頃、私は勘違いしていました。会計士は基準に照らし、正しい処理を伝えるのが仕事なのだと。しかし今は専門家もまた、デカルトのように絶えず「疑い」、そして「考え」続けるべきなのではないか?と。

既存の知識や常識を鵜呑みにせず、常に批判的な視点を持つ。そして、目の前の課題に対して、過去の経験や知識を総動員し、最適な解決策を導き出す。あるいは、既存の枠にとらわれず、新しい発想を生み出していく。そしてお客さんの感情にも配慮する。これが専門家にとっての「考える」ことであり、これでお金をもらっているのだと信じています。

しかし、これは「言うは易し行うは難し」であると痛感しています。私は不正を目にしたことが2回あります。その調査で分かったのは、意思決定をする全員がひとりひとり違う、間違っていると思っていたことです。でも組織体としての意思決定ではしょうがないと判断されていました。個人的に驚きでした。

仕事の場面で「これを指摘していいのか?指摘するとみんなの仕事も増えるし、そもそも自分の勘違いかもしれない。」そう逡巡する場面が、遠からず皆さんにも来るのではないかと思います。その際、会社とは何か、上場会社とは何か、会計とは何か、監査とは何か、仕事とは何か、正義とは何か…という哲学的な問いからは逃れられないのではないでしょうか。

会計士の仕事場は机にあらず、哲学にあり。クライアントとは、時に正しさと正しさのぶつかり合いになるでしょう。何が言いたいかと言うと、

士業思う。ゆえに士業あり。

監査法人1年目の教科書

「監査法人1年目の教科書」は、私の後輩がメンタル不調により休職した時に書こうと決めました。

多分今の記憶のまま書く前に戻っても、同じ内でもう一度書く気がします。読んでくださる方々に支えられたシリーズです。良かったら覗いてみてください!

結びとリレーメッセージ次回予告

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

明日は、公認会計士・税理士、中小企業診断士の青い人さんからのメッセージです。いつも楽しそうで元気をもらっています!あとアイコンかわいい笑 闘魂さんから始まったリレー、私も皆さんと一緒に学ばせていただきます!



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ララ
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