Q.監査法人から個別面談に誘われない時、自分の評価は分かるのでしょうか。
今回はこちらの記事を読んでいただいた方からのご質問です。ご本人に許可をいただき、共有いたします。
記事の中に「もし評価が低ければ合同説明会等の個別面談以外に誘導されると思います。ただ今は就活のスタートですので、基本合同説明会に誘導するのが全体の方針です」とありました。
Q1. ここでいう合同説明会とは法人説明会だけでなく、公式に予約する事業分単位のイベントを含んでいるのでしょうか?
A. 含んでいます。分かりずらくすみません。
Q2. 今後の立ち回りの上で知りたいのですが、下記の状況で現時点の評価はわかるものなのでしょうか?
予備校主催の説明会は参加せず、4法人の基本的な法人説明会を一通り今日終えたところです。参加したその日にオフィスツアーと対面での面談のご案内いただいたのが2法人で、もう2法人はメールやLINEで参加の御礼という形でいただきました。オフィスツアーの案内や対面での面談の案内は特にありませんでした。
A. リクルーターとしての私の経験から精一杯お伝えいたします。
まず面談の提案があった2法人からの評価は良いと思います。少なくとも悪い評価ではありません。これから接触回数を増やし、お互いの理解を深めていくフェーズだと思われます。
参加のお礼だけだった2法人からの評価は大きく分けて3パターンあります。
①リクルーターのやる気がなかった
⇒リクルーターを嫌々やっている人も多いのです。「リクルート業務として残業代が出るから」「やれと言われているから」という理由でやってる人も意外といます。
②個別面談に誘う材料がなかった
⇒個別面談に誘いたくても誘えないときがあります。それはリクルーター側も何を提案していいか分からないときです。興味のある分野を個別面談中に把握できなかった場合、一旦次回の説明会の時にお預けする場合があります。個別面談の時間は少ないですから、どうしようもないときがあります。
③ご質問してくださった方の出方を伺っている
この前のnoteには書いていなかったのですが、リクルーターは就活生の志望度も見ています。絶対うちには来ない~絶対うちにくる、です。我々リクルーターも人間ですので、来てくれる可能性のある方に時間を割きます。志望度が個別面談で把握できなかった時、とりあえずお礼のメールを送り、その反応で志望度を測ろうとしたりします。もしかしたらお礼だけの法人は、お返事を待っているかもしれません笑
以上ご質問への回答になってますでしょうか...? また今後の立ち回りに関し、私がお伝え出来そうなことを勝手ながら加筆します。読み捨てていただいて構いません。
まず論文直後に説明会にご参加されているだけで素晴らしいです。合否が分からないため、就活にモチベーションが湧かなかったりします。それでもご参加されて、このようにご質問をしてくださっています。ご自身のすばらしさを忘れないでください。
そのことを前提に置いたうえで今大事なことは「自分の評価が低いんだ」と決めつけないことです。就活は始まったばかりです。お互い探り探りのフェーズです。本当にこれからですし、就活結構長いです。 法人の評価に振り回されず、ご自身の興味のあるところを見つけたら積極的に個別面談の打診をする、が結局良いのかと個人的には思います。
恋愛に例えると自分自身が好きな子にアプローチすべきで、付き合ってくれそうな人に流されるべきではない、と言ったところでしょうか笑
就活応援しています。ご質問あればいつでもご連絡ください。
また監査法人採用の内部事情はこちらにまとめております。
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございました。この記事が皆さんの役に立てば嬉しいです。なお以下の記事が今まで私が投稿してきた「監査法人1年目の教科書」シリーズすべてを集約したものです。私が監査法人入社前の方や、入社間もない方向けに投稿を始めたきっかけ、込めた願い等も書いていますのでよかったらどうぞ!
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