縄文土器がギャルなら弥生土器はアナウンサー

今日は暖かいから長めの散歩をしようかしらと思い続けて夕方。遠回りで一番近いスーパーに行った。昨日と一昨日でかなり動いたし、体力を回復しなきゃいけない。本当にダメになる前に調整しておくのが自己管理ですわよ。

サンリオとチョコボールがコラボしてて、サンリオのキャラクターがパッケージにいるの可愛かった。先日友人に「サンリオって、今は何のキャラクターが一番人気なの?」と聞かれて「それはサンリオキャラクター大賞の話をしてますか?」となった。今年って日本の一位シナモンくんだっけ。あ、シナモンくんだ。二位ポチャッコなんだ。プリンくんかと思ってた。ポチャッコは五位くらいのイメージ。


図書館で『日本やきもの史』という本を借りて読んでいる。今、古墳時代くらい。縄文土器だけで一万年消費してて、それ以降の全てを合わせても全然追いつかないの面白い。でもそれ以降の全ての方が縄文土器よりずっと技術が発展している。これは人間の数が多いのか、道具の発展による生活の余裕なのか。

教科書みたいな感じで書かれてて、知識の深さでいうと日本史Bくらいに感じる。全く興味が無かった人が最初に手に取るような入門書ではない。二周目、三周目するなら用語集や資料集があったら便利そう。一周目は内容を理解するだけで疲れる。読み流して良いところがどこかも分からないし。

縄文時代を読んだだけでも全然知らない遺跡がたくさん出てきて、この界隈における有名遺跡なんだろうけど知らんすぎる!と思ってしまう。いつか行ってみたい。ある様式の代表作品を、その作品が出土した遺跡の地名を取って「(地名)式」と名付けられてるっぽいんだけど、ページ数の関係なのか、それらの特徴や写真が載ってなくて、後で調べるか……となっている。単語が分かるだけでも調べられるからありがたいのだが、理解への道のりが遠い。

今から9000年ほど前には九州から北海道まで同じ様式の土器が見られるそうで、北海道は明治ぐらいまで本州と切り離されてたと思っていたから意外だった。まあ近さ的に交流はあるか。

縄文土器は火炎式からおとなしめのものまであるんだけど、本によると弥生土器は縄文土器にはない協調と調和の美があるという。なるほど、そう言われて図版を見ると、弥生土器はすっきりと洗練されているように見える。縄文土器がギャルなら弥生土器はアナウンサー。解説が入るだけで見え方が変わるの楽しい。解説無くても楽しめるし、あると楽しみの幅が広がる。アートだ。


ユザワヤで買った編み棒で初めて編んでみたが、滑りがよくて驚いている。これはかぎ針編みも手芸店のを使ったら編みやすすぎてびっくりするのではなかろうか。今、毛糸は百均のを使っているから、それも変えたら相当スピード上がりそう。ワクワクだな。

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斯波らく
めでたし、めでたし。と書いておけば何でもめでたく完結します。