焼肉・リベンジ・成功!!!!

昨夜、コーヒーの飲み過ぎで変になったらしい同居人が急にカラオケに行きたいと言う。じゃあ着いていくわ〜と聞く専として参戦。二人でカラオケに入るのはこれが初めて。付き合いたてのカップルがやりそうなイベントをようやくクリアーした。

カラオケの映像で、社会人になった男性が高校生の頃を思い出す描写があった。ギターを弾く彼女に、これ買ったんだ!とウクレレを見せる。彼女が嬉しそうにする。そのあと、屋上でギターとウクレレでセッションする。ギターとウクレレのセッションを屋上でやる高校生ってなに。なぜにウクレレ。チョイスが男子高校生のそれではない。


今日こそ焼肉。体調万全、髪型ばっちし、服装はこの間食べれなかった時と同じ、そして予約済み。完璧に整えて、それまでの時間は雨穴さんの新刊『変な家2』を読む。雨穴さんの文章はすらすら読めるから、ずっと読んでいても疲れない。一冊を一日で読み終わることってほとんどないんだけど、雨穴さんのは毎回一日で読み切ってしまう。

『変な家2』は、十一ヶ所の間取りをもとに、それらに共通するストーリーを解明する話だ。登場人物が多くて、誰だっけ?と考える時間がしばしばあった。人怖系ミステリーで、読者をミスリードするための解釈とミスリードでうまく説明できなかった部分を解くための最終的な解釈があり、読み手は色んなルートで怖がらせを受ける。一応公式解釈としてはこうですよ、色々と取材していって答え合わせしたらはこうなりましたよ。と提示される本なので、読後はふむ〜そう〜なのかあ〜?ってなる。取材で明らかになる真実は残酷で、フィクションと分かりながらも落ち込んでしまう。

怖い話、呪いや宗教が出されがちなのでホラー作家は虚構の呪いや虚構の宗教を生み出す職業と言えるだろう。


さて焼肉。年内にちゃんと消化したいねと話していたので、無事に行けてよかった。あれ、焼肉に行くのも初めてか。二日連続でまだあけていないビンゴカードをぶち抜いた。

食べ放題というのをね、久しぶりにやりたくてね。食べ放題よりも普通に注文する方が安く済むって分かってるからいつも行かなかったんだけど、いざ挑んでみたら高そうなメニューを気兼ねなく注文できて楽しかった。デザートメニューも半分くらい食べたし。

色んな種類の肉を少量ずつ食べられるのが良いね。家だとこうもいかないじゃん。大人数ならできるかもしれないけどさあ。同じ種類の肉たちをスーパーで買ってきて、色んな味付け用意して、ご飯もあって、サイドメニューもあって、って考えたらすごい労力と金額だよ。うあ〜ありがたみ〜。

最後にゼリーとアイス注文して、「ゼリーは飲み物みたいなもんだから」って言ったら「そんなこと言う子じゃなかったのに……!」と嘘泣きをされた。でもゼリーは飲み物みたいなもんじゃん。何も食べられないと思っていてもゼリーは食べられるじゃん。ねえ。


ここから先は

174字
この記事のみ ¥ 100

めでたし、めでたし。と書いておけば何でもめでたく完結します。