クリスマスディナー、これから冬眠するのか？ってくらい多い。

クリスマスが今年もやってきた。メインは飯だ。シュトレンとホットワインは外せない。クリスマスに向けてちょっとずつ食べるというシュトレンだが、私はイブと当日に食べてしまう。残ったら年末にかけて食べる。逆シュトレンだ。適当な場所で買っておく。

という下書きをしておいたが、イブの朝に食べ始めて、そのほとんどをイブの夕飯前に食べてしまった。ハーフサイズだし腹にたまる感じじゃないからぺろりといってしまう。

ホットワイン、今年はなんと白ワインで作ることにした。柚子果汁が余っているのと、洋梨を入れたら良いんじゃないかという思いつきで。でも怖いからりんごも入れる。りんごは皮が油っぽいやつの方が甘いらしい。ツヤツヤしているのを選んで買っておく。

買っておいたりんごを割ったら、種のあたりに蜜が溜まっていた。あたりだ。いえーい。国産の甘い白ワインを使っているので、あまり砂糖は入れずに作る。りんごと洋梨を一つずつ使っているから、これは食べたら腹にたまるぞ。

あとはクラッカーとチーズ。スープも欲しいからじゃがいものポタージュを用意する。記憶にないがおそらく去年はシチューとかだったと思う。いつも似たようなメニューになる。あったかサイドメニューとして適当に焼いた鳥もも肉も用意しとく。冷蔵庫にあった漬物も置いとこう。賑やかしで。

バナナのジャムとすもものジャムがあって、クラッカーにはそれをつけて食べる。チーズをのせてもよい。あと、作ったままだったゆずバターサンドのバター部分をクラッカーにサンドする。作り方をミスったせいで乾燥柚子皮が固くて噛めないので混ぜてあるにもかかわらず、取り除きながら食べることになる。葡萄の種みたいなもんだよ。乾燥後に水か酒かで戻すのを忘れてたんだ。凡ミスだった〜。

メインは、少し前にドラッグストアで半額になっていたアヒージョのシーズニングがあるからアヒージョになった。こうして並べてみるとだいぶ品数が多い。クラッカーは後出しでアヒージョを優先的に食べよう。クリスマスにはイブとイブがつかない日がある。ゆっくりでいい、ご馳走は逃げない。なんなら年末もある。

アヒージョ用にパンもあるんだ。アヒージョの具材にじゃがいもも入っているんだ。主食が多い。それっぽいのを用意しすぎた。

冷蔵庫に眠っていたレタスとハムとミニトマトで生成したサラダもあるんだよなあ。多いなあ。これから冬眠するのか？ってくらい多い。

ケーキは結構前から抹茶ケーキが食べたくて抹茶ケーキにしたわ。今年はねえ、電動ハンドミキサーを手に入れてから初めてのクリスマスだから、ようやくジェノワーズをまともに作れるんだ。今まで手動でやってたからシフォンケーキが限界だった。ようやくだ、ようやく普通のスポンジ生地が作れる。

おかげさまでふわふわのスポンジが完成した。抹茶をふるわないで入れたらちゃんと混ざらなかったけど、膨らんでくれれば十分だから。嬉しい〜これが成功するだけで七割勝利だから。生クリームは紙パックじゃなくて袋に入ってる、明治おいしい生クリームを買っといた。ちょっと高いやつ。それを全部泡立てて、抹茶をちゃんとふるいにかけてから混ぜた。抹茶に気を取られてて砂糖全然入れてなかった。甘さが足りないかも。

抹茶にどんな果物が合うのか分からなくて、缶詰のミックスフルーツにした。こっちもちょっと高いやつにした。さくらんぼまで入っている。さくらんぼ、開封したら赤の部分を剥がされていて黄色かった。思ってたんと違う。赤に保つのは難しいのかな。さくらんぼだけの缶詰はシロップが赤いから赤さをキープ出来るんだな。

フルーツ缶のシロップを三枚に下ろしたスポンジの断面にハケで塗り、最下段にはまずすももジャムを、それから抹茶クリームを塗って、フルーツを散らす。クリームで間を埋めつつ中段を置いて、こちらはジャム抜きで同様に。上段の盛り付けは気合いを入れる。外縁に沿ってクリームでうねうねした線を描く。中心近くにもうねうね線の円。クリームの山と山の間にフルーツを乗せて、抹茶パウダーをふる。色味が可愛くないからその辺にあったチョコスプレーを散らして完成。リースっぽさを目標にしました。