2級キャリアコンサルティング技能士に挑戦する意義、メリットについて

2級技能士って取る意味があるのか、メリットは?というお話をよく聞きます。
私自身の経験ではデメリットはないです。
キャリアコンサルタントを名乗ってキャリアコンサルティングをするなら、是非挑戦してください。

国家資格キャリアコンサルタントを名乗るには継続学習が必須ですから、どうせ勉強するのですから腕を上げて、上達し熟練者になった証で2級を名乗るのが良いと思います。また勉強する過程で、協会や学派に囚われない学びを経験しすることは何より力になり、幅広い学びによりキャリアコンサルタントとしての自分らしさが強化されることは間違いないです。

「国家資格キャリアコンサルタント」の国家資格は響きは良いのですが、そもそもキャリアコンサルタントの資格のベースラインです。
実技試験を思い出してください、「受容、共感、話が聞けた」までではなかったですか?じゃその後どうするの?これ、勉強してますか? 実践の場面はもっとドロドロするし、時間はないし、決めないといけないし、これで足りてますか???私自身、全く力量が足りないと感じていたので受験資格を得たらすぐに挑戦しました。

 2級取得前に感じていたもう一つのもったいない問題が、更新講習でどれを選んだらいいか分からないことでした。学びのメニューは沢山がありますが、皆さんはどうやって選んでますか?空いているもの、聴いた事のある理論、会場近いところ、日程が良い、安いところで受けてませんか?実は私はそのレベルで、とりあえず更新に必要な時間を取ることが優先だ!っと思って適当に受けてしまいました。
 これが2級レベルになるとおおよそ自分のキャリアコンサルティングのスタイルができ、自己認識力が上がります(そうでないと合格できないはずです)。そうなると何を強化するか、足りないのかも気づくので、学ぶポイントが自己認識できていますからより力がつきます。
 外的なメリットは CCAの方であれば更新講習や養成講座の講師をやれますね。JCDAは残念ながらありません。
また2級に合格してしまえば国家資格の5年更新がパスできますから、更新講習を受けなくて良いです。頑張れば安く済むかもしれないですね(私は更新講習より高くつきました=それだけ勉強したってことでw)。

 2023年7月現在、国家資格キャリアコンサルタントは68,602人(私のいる山口県は354人)、熟練レベルとして位置づけられる2級キャリアコンサルティング技能士は11,173人(山口県は55人)で、国家資格を分母とすると16.2%で6人に1人の方が2級を持っているという概算です。そんなに居るのかな?という印象があるかもしれませんが技能士は更新が必要ないので国家資格を放棄したり、既に活動されていない方も人数には入ってるのでしょうね。

さあ、思い立ったが吉日ですよ。


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