ザ セブンスターズ(in the starry night )
この町でやり直すのさ
ぜんぶ初めから
周りは敵か味方わからない
牙を見せるザコは
オレが胸の奥の
秘孔を突いて黙らせる
目に見えない物を信じきれないザクは
夢を追いかけるのに邪魔だから
首輪でも貰って安全な犬小屋で吠えてろよ
俺がこの両手に掴みたいものをお前ら
過小評価しすぎだぜ
俺が教えてやろうか?
自由がどこにあるのかってよ
お前らが本来持ってるもの捨てて
誰かのリールに従って下を向いて
四つん這いになるくらいなら
地続きの便利ってやつから手を放して
みんなと同じドッグフードを蹴っちまえよ
君にラベルを貼るやつなんて
自分の顔に貼られたラベルを鏡で見た事ない
やつさ
そこには同時に
心から笑う方法を忘れた奴らの
張り付いた笑顔が映るんだ
自分の価値を知ってるなら
誰かに決めて貰わないと自分の価値を
信じられない奴らを鼻で笑ってやれ
そして教えてやれ
君が行く道の険しさとそのリアルを
捨てることの重さと、自由を
平和がいいなんて洗脳を
その裏で取引されて買いたたかれる
俺達の未来と憂いを
ただな、君の仲間は大事にするんだぞ?
人間は、弱い。
そして、強い。
一人でも強い?
その力を誰かの為に使ってから言いな
人間が強いのは繋がれるから
受け継がれるから
見通せるから
その景色を共有できるから
一人でできることに限りはあっても
誰かとできる事は無限大さ
特に自分が信じる仲間とならなおさらだな
もうこの国で働くことの意味は
食い扶持ぐらいしか無くなってきてる
誰もが高層ビルや文化に圧倒されて
本質的にこの国がみんなにとっての
砂漠地帯だって気付いていない
明日の枕の為に
俺達が支払う対価がどんどん高くつく
前を走ってるつもりが
少し離れて見てる奴からしたら
ハムスターの回し車の中
真面目に生きるの事に意味を見いだせるのは、それ相応の対価を貰ってる奴だけだ
そんな古い価値観なら
いつか教科書に載るかもな
まあテストに出るかは知らんけど
搾取されてる側だと気付かずに
先輩風吹かせて偉ぶってアンタが得るのは
周りの当たり障りない評価だけ
信用だと思ってるそれも
アンタが助けを求めた時には
風に溶けてなくなるくらいに儚いもんさ
あんがい解っているんだよみんな
やるべき部分としなくてもいい部分
まあ、それ見余ってるアンタや
見積もりを間違えてどうでもいい損を
みんなに分けるアホウもいるが
それ未満もいる
精神病患者の列に交じったら
顔の見分けがつかなくなるような奴な
薬は自分で持ってるくせに
どこかに捨ててくる
戦わないことに価値を置く
自分から独房に閉じこもる不思議な人種たち
支配欲の使い道
それは人に対してじゃない
まして思い通りにならない部分を増やして
他人に当たることじゃない
いつだっていう事を聴いてくれるのは
自分の未来だけさ、目を閉じなければな
コントロールできない事に時間を費やす
なんで?
経験って言葉でブラインドをかけるな
あんたがくるんだそれは妄執って呼ぶんだよ
その共感が増えるほど、アンタも周りの奴らもそれが正しいと勘違いする
そしていつか
それがどうにもできなくなって
アンタの道を二重にも三重にも固く閉ざす
閉め忘れたのはトビラじゃなくて
頭のネジ
どこで無くしたか思い出せないから
たぶん治らないよな
誰も拾ってくれないのに
大事なものだって気付かずにあんたを
大事にしない誰かをあんたは助けようとする
ヒーローになるだけの器なんて喜んで痛みを雨のごとくあびれるマゾヒストの称号
そんなものにこだわるそんな奴は
モニターから出られない平面世界のヒーローだけで充分なのにな
アンタは人間、たとえ魂があることを忘れてもいつか身体は待ったをかける
とうとう身体を預けられる場所を選ばないまま
崩れ落ちる灰のように地球というベッドにおやすみ
アンタが生まれ変わった後
少しでも地上が住み心地がいい場所になっているといいが
それでも痛みがなきゃ生を感じない五感なら
次に核爆弾が落ちるまで待った方がいいかもな
ユーアー ライクア ケンシロウ
don't do to mohican.
be edgy to only soul of yourself.
アンタは何の為に死に、生きたんだろうな?
ヒーローなんていらないんだ
俺を守ってくれなくても
アンタがあんた自身を大事にしてくれたなら
俺はアンタを思って夜空の七星に目を向ける必要はなかったんだ
仕切り直そう
自分がやるべきことに照準を合わせれば
ブレることなく目標を撃ち抜けるんだ
自分を信じ続けることは、努力を認めることと同じで
それを笑う奴らはチャラチャラ鳴らしてる首輪のうるさいことうるさいこと
本当にカッコいい笑いってのは二種類ある
クシャッとした無邪気な笑顔
ニヤリってした不敵な笑顔
(ヒャッハーって聞いたことあるけど、あれは笑い声じゃなくて遠吠えだ)
せっかくだから両方見せれる背中になりな
英雄はモニターの中で出番を待ってりゃいいが
とりあえず先頭を歩く奴は必要だからな
マゾなんて痛みを強要するバカじゃなくて
痛みを労れるヤツになるんだ
そして、自分が歩いて来た道の、かつての自分を忘れるな
そうなればいつだって
自分についてくるヤツにかける言葉が
わかるってもんだ
受け継がれるのは流派でもなく
ヒーローの名前でもなく
力でもなく
物語と
仲間と
自分が追いかけるべき夢なんだ