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夢日記 1
今日見た夢の話。
私が家のトイレから出たら、元気なシーズー犬が3頭
洋服を着てその上からハーネスを付け(胴輪)
お出かけの準備万端で元気いっぱい、早く外に出たい様子でトイレ前の廊下から玄関に向かって行ったり来たりしている。
洋服の色とハーネスは同じ色で揃えていて
黄色、オレンジ、白に近いグレー。
みんなまだ幼さが残っているかのようにコロコロしていて、とにかく元気いっぱい。
私は見慣れたいつもの光景を
「あ!これはお父さんとお出かけなんだなー」と
思い、その様子を見ている。
が、中々父が迎えに来ないから
「置いて行かれたんだ、残念」と思い
3頭のハーネスと洋服を脱がすと、玄関から
ドライブ用のメガネをかけ、革ジャン姿の父が3頭を迎えに入ってきた。
シーズー達の洋服も真冬らしく、モコモコしていて
その上にハーネスをしているせいで余計に着膨れしていてコロコロしているように見える。
私は「なんだやっぱり連れて行くのか…」と思いながら
今脱がした洋服とハーネスをもう一度着せ直す。
黄色の子は一番元気で長男っぽく、我先に前に出て行く。
オレンジの子は元気だが、決して黄色の子を追い越さず、2番手で黄色の子のすぐ後に
くっついて行く感じで女の子っぽい。
白グレーの子は3頭の中では一番大人しい感じで、
2頭に遅れは取らないが順番など気にせず、洋服の脱ぎ着も3番目。
黄色、オレンジと来て白グレーは地味に見えるが
ハーネスのリードの持ち手部分の色が黒で
「渋いなー😊」と感じる。
落ち着きのない黄色、オレンジを先に抱いて玄関を出ると父の車が玄関前にエンジンをかけた状態で
進行方向を向いて停まっている。
すると運転席にはペーパードライバーの母が
ハンドルを握り、運転の練習なのか?
停まっている車のハンドルを真剣な顔で小刻みに動かしている。
言葉には出さないが
「なんで今さら??」と苦笑いしながら
一番にオレンジの子を車に乗せようとしたが、
いつもの席順があるらしく、父に何かを言われ、先に黄色の子を乗せる。
私の知らない両親と犬達の世界があるらしい。
夢の内容はここまで
凄く鮮明な夢だった、そして驚かされた夢だった。
と言うのは、 母は15年前、父は5年前に亡くなったおり ここ数年の夢の中の自分はいつも冷静で父や母が出て来ても、2人が亡くなった事をしっかり理解している。
だから夢の中の両親を見ても多少の会話をしても、生前と同じ気持ちにはなれず、同じ態度もとれない。
両親が生前と同じ調子で接してくれても、コレは夢なんだと分かっているせいで夢は覚めるものだから…という意識が強く、いつも複雑な気持ちで
夢の中の両親を傍観者のように客観視している。
そんな自分をずっと虚しく思っていた。
だが、今日の夢はいつもの家族の日常の中にしっかり自分がいて感情もある。
犬達との1時間程の近場のドライブを楽しむ為に出掛ける両親と、元気いっぱいはしゃぐ犬達の姿を家族の一員として、この家の娘として当たり前に見ている自分がいた。
いつもの両親が亡くなっている事は分かっているからと、悟りを開いた様に距離を置いて眺めている自分はそこには居なかった。
初代のシーズー犬は20代前半に東京で一人暮らしをしている時に飼い始めた子で、東京を引き上げ実家に帰る時に一緒に連れて帰った子だった。
当時一歳になったばかりで、まだ子犬の面影を色濃く残しコロコロした元気いっぱいの時期だった。
私も父も母も犬も、家族みんなが健康で元気で
若かった時代。
その時代の家の雰囲気そのままの夢だった。
私は両親が亡くなってから、
巷でよく耳にする御告げや助言を貰った事がなく、
道に迷い精神的にしんどい時など、
「なんかあるんじゃないの?ここで一言!」
と何度も思っているが、 今の所、心当たりは全くない。
夢日記 2へつづく