癌だとて。
4年前に乳がんとの診断を受けたときは驚いたし、多少ショックも受けた。
しかし、映画のように家族で涙するようなドラマティックな雰囲気は一切なかった。
私も夫も娘も今日までに癌のことで泣いたことなどない。
漠然とした恐怖心はあるものの、悲しいという感情はなかった。
それは決して我慢したり、前向きに頑張ろうのような強さからではない。
ただただ、馬鹿なのだと思う。
乳がんですと言われた日。
私:あ~、やっぱり。(ゴリゴリしたのがあったから)
夫:ふ~ん
娘:そ~なん?コロナ中やし、遊びに行ったらあかんよな?(中学生)
母:乳がんなんか切ったらしまいやろ。
父:俺なんかな~、俺の時はな~(大腸癌、肺がん治療中)
ただただ、馬鹿なのだと思う。。。
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