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睡眠のプロが解決!寝不足、体感温度の違い、快適な睡眠の悩みを解消しよう
日々の忙しさから、私たちは睡眠不足や睡眠環境に悩むことが多いですよね。「寝だめをしても大丈夫?」「家族と一緒に寝ているけれど、体感温度が違って眠れない」など、そんな悩みを抱える人も少なくありません。今回は、医師・白濱龍太郎先生、快眠セラピスト・三橋美穂さん、整体師・永井峻さんの3名の睡眠のプロが、よくある睡眠の疑問に答えてくれました。
Q1:4~5時間睡眠の日が続いたら、休日に「寝だめ」してもいい?
「睡眠負債」と呼ばれる、寝不足によって蓄積した疲労は、放っておくと体にさまざまな不調を引き起こします。しかし、休日に一気に「寝だめ」をして帳消しにしようとするのはおすすめできません。白濱先生によると、「理想の睡眠時間よりも1~2時間多めに寝るようにして、少しずつ負債を返すことが大切」とのこと。加えて、睡眠の「中央値」(いつも寝始める時間と起きる時間の平均)を大きくズラさないことが重要です。2時間以上ズレると、睡眠の質が大幅に低下してしまいます。
Q2:寝すぎるのは良くない?
睡眠不足が健康に悪影響を与えるのはよく知られていますが、実は「長時間寝すぎること」もリスクがあります。特に、10時間以上の長時間睡眠は、7時間程度の睡眠と比べると死亡リスクが増加するという研究結果もあるそうです。たくさん寝れば寝るほど健康に良いというわけではなく、適度な睡眠時間を確保することが大事です。
Q3:家族と一緒の部屋で寝ると、体感温度の違いで困る…
家族と一緒に寝ると、特に温度感覚が違うときは、快適な睡眠を得るのが難しい場合もありますね。三橋さんは、「室温は暑がりな人に合わせて、寒がりな人は衣類で調整を」とアドバイスしています。白濱先生も、「暑がりな人のために敷パッドを冷感タイプに替えるなどの工夫が効果的」と話しています。また、整体師の永井さんは、寒さ対策として首にタオルを巻いたり、腹巻きやレッグウォーマーを使用するのが良いと提案しています。なお、靴下を履くのは体の熱調整を妨げるので避けるべきです。
Q4:冷房が苦手な私、暑い日に快適に眠る方法は?
夏の熱帯夜にはエアコンをつけたくないという方も多いですが、熱中症を防ぐためにはエアコンの使用が推奨されます。白濱先生は、「夜の気温が25℃を超える日はエアコンを使い、室温を適切に保つことが重要」と話します。また、エアコンが苦手という方は、意外に「薄着すぎる」ことが原因かもしれません。三橋さんは、長袖長ズボンのパジャマに肌掛け布団を使うことで、快適な睡眠が得られる可能性が高いと指摘しています。
快適な睡眠は日々の工夫から
日常的な睡眠の悩みは、少しの工夫で改善できることが多いです。睡眠負債を少しずつ返済する、適度な温度や寝具を調整する、そして寝すぎを避けるなど、日々の生活に取り入れて快適な眠りを手に入れましょう。
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