サウナ無し街銭湯の魅力
今日用賀さんぽのついでに用賀にある藤の湯という銭湯に行ってきました。ここはサウナの無い昔ながらの街銭湯です。
私も御多分に洩れず、サウナーの1人なので、「なんだ、サウナ無いのかあ。」と思ってしまいつつ、それでもあまりに魅力的な趣ある佇まいであったため、暖簾をくぐってみました。
暖簾をくぐり、中に入ってみると期待通りの風情ある内装です。
木目調で美しい日本家屋ですね。
浴室は天井がとても高く、中央の屋根が印象的でした。
それにしても天井がしっかりと高い銭湯ってとても気持ちが良いですよね。なんだか、明日からまた頑張ろう、という前向きな気持ちにさせてくれます。
お風呂の温度は街銭湯らしくかなり熱いので長居はできません。45℃くらいあるでしょうか。
30分もしないうちにお風呂を済ませ、脱衣所で体を拭きます。
この時、ほのかに蚊取り線香の匂いがして最高なのです。遠い記憶の祖父母の家に行った時の記憶が蘇ります。
こういった穏やかな気持ちってサウナ付き銭湯での整い方とはまた違いますよね。
私はサウナが大好きなのですが、都内で名の知れたサウナ付き銭湯はどうしても混みます。しかも大学生で混み合うので、どうも落ち着きません。
しかし今回のようなサウナの無い街銭湯はとても空いています。お客さんは、仙人のようなお爺さんや子連れのお父さん。大きな声で騒ぐ人は1人も居ませんでした。
久しぶりにお風呂の後にオロナミンCを飲みました。普段はイオンウォーターかマッチですが、オロナミンCってなんかイナタイ感じがして良い。
サウナの温冷浴とは違う整い方ができた、良い日曜の夜でした。
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