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【四苦八苦を忘れるぐら、人生を楽しみましょう】

★一分法話★1512話

おはようございます。

昨日は、生・老・病・死の四苦でしたね。

今日は残りの苦についてのお話です。

愛別離苦(あいべつりく)
愛する人や物とは、必ず別れなければならない苦しみ。

怨憎会苦(おんぞうえく)
会いたくない人や物と会わなければならない苦しみ。

求不得苦(ぐふとっく)
求めている人や物、事が得られない苦しみ。

五陰盛苦(ごおんじょうく)
五陰とは心身、又は肉体の事を言います。
心身には必ず苦しみが付きまとう事。
ここまでの7つを総括したものが、五陰盛苦と言われています。

そして、四苦を九九の四九と捉えますと、4×9=36
八苦は、8×9=72
36+72=108

煩悩の数になるというのです。

この九九の下りは、お釈迦さんが言ったとは思いませんが、うまく結びついていますね。

こんなに苦しみがあるというと、嫌になってきてしまいそうですが、
苦しみがあるからこそ、喜びもあり感じさせてもらえるのです。

自然界は、バランスです。

必ず陰があれば、陽があります。

苦しみのその数だけ、楽しみや喜び・幸せもあると考えると、ワクワクしてきて、希望が湧いてきませんかね。

日常のなかでは四苦八苦することにばかり意識がいきそうですが、同じだけの喜びを感じて楽しく生きていくと、その苦も気にならなくなるかもしれませんよ。

それぐらい人生を楽しみましょう。合掌

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