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★一分法話★1649話 【自分の限界を超えたところを目標にしよう】

★一分法話★1649話
【自分の限界を超えたところを目標にしよう】

以前、ある高校3年生の男の子と話をする機会がありました。6月ぐらいだったと思います。

その高校生の男の子は、進学校に行っていて良くできる子だったんです。

そんな良く出来る子でも、進路の悩みというものはありまして、友達との会話に焦りを感じているようでした。

友達の多くが◯◯大学を目指しているというと、本人も「◯◯大学かなあ」と考えているようでした。

でもね、私直感で「君は、◯◯大学はやめといた方がええんとちゃうかなあ?」といったんです。

その子の成績も、学校生活も何も知らないのに、本当に直感です。
最初は、ムッとした顔していました。当然ですよね。

それでも私は、話を続けたんです。
「君の心には、まだ信念がないもんなあ。友達が◯◯大学といっているから、自分もと言ってるだけやもんなあ」
と続けました。

本人もだんだん話を聞く顔つきが変わって着ました。

「君には、自分が◯◯大学に行ってしたいことがないのなら、もっと上のレベル早稲田や慶應、京大や東大を目指した方がええよ。

あえてもっと上の学校を目指しなさい。」といいました。

目的や目標のはっきりしない時というのは、なかなかモチベーションを維持するのは難しくなります。

しかも仮の目標に到達しても、達成感はありません。

そんな時は、思い切って限界点を思い切ってあげてしまうのです。

横で聞いていた親御さんも、わが意を得たりといった感じで話を聞いていました。

しばらくして、その子の目に光が入って、やる気になったように感じました。

力はあるのに、もう一つ伸びない時というのがあります。

そんな時は、限界点を超えたところを目標にすると、心に火がつくことがあります。

自分の限界点をグンと上げると、当然今まで以上にアプローチの仕方を変えないといけない。

すると不思議なもので、今まで目指していたものが、そんなに難しくないように感じさせる効果があります。

さあ、自分の限界を超えたところを狙うようにしてみましょう。 合掌

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