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【EURO2024 FINAL】Match Review 決勝 スペイン vs イングランド 



★主に機能性の面から試合を振り返りたい


●基本的な保持とプレスの局面




フルマッチは Abema からどうぞ


●得点シーン

 ○46:00 スペイン1点目(1-0)

保持の場面で大事なのは相手に迷いを生ませることだ
ハーフスペースに立つのも、立った選手を誰が見るのかという点を曖昧にしやすいからと言える
その観点でスペインの可変はイングランドに迷いを与えていたといって間違いない
1 vs 1 は制していたルークショー


 ー 突破された時点の対応 イングランド


持ち合わせている能力やポテンシャルの割に、
クラブで途中交代が多めだったメイヌー
年齢の面もあるだろうが、こういった泥臭いプレスバックを
シーズンでも僅かにできなかったことが理由に思う


 ー 突破される前の段階 イングランド

IHはポジションチェンジしているが、つくマーク位置は何も変わらない



 ○72:00 イングランド1点目 (1-1)

ショートカウンターからのカウンター



 ○85:45 スペイン2点目 (2-1)





●前半 (右エンド イングランド  左エンド スペイン)


 ○3:00 スペインの保持、イングランドのプレス

付いていくストーンズ
囲い込んでマイボール(イングランド)へ



 ○3:10 ロストからすぐプレス スペイン

前線が制限をかけてくれると、DFは前向きのプレーができやすい



 ○6:00 ぎゅうぎゅう詰めの可変にアンカー不在 スペイン

・SBは相手WGを押し下げたいのかもしれないが結果として運びづらく

・寄せないケイン、戻し先を閉じておきたい



 ○9:20 スペインのプレス



 ○10:55~ イングランドのプレス

欲を言うならカルバハルが自陣ゴール方向を向いて下がり始めた所で、
ルークショーはフルスプリントして寄せたい所だ



 ○17:35 前進を難しくする配置 スペイン

中盤が代わりに下りてきているが、上がりきらない
点線のつなぎ目はボランチ間



 ○18:00 ラポルトの運びだし スペイン



 ○18:37 ポジションチェンジから展開 スペイン



 ○33:00 ミドルプレスを回避して前進 スペイン



 ○38:20 キーパービルドに対するハイプレス スペイン

概略
ロドリとN・ウィリアムズで間のメイヌーを見ていた形
開くメイヌーに対してククレジャが素早くプレス

フォーデンをDFラインに任せて代わりにサカを見るロドリ



 ○38:45 流れの中から効果的なプレス イングランド





●後半(右エンド スペイン  左エンド イングランド)


 ○48:00 1失点目とほぼ同じ展開 イングランド



 ○50:16 効果的な瞬間を見せるイングランドのハイプレス

継続性はそれほど見られない



 ○53:30~ ぐだぐだなプレス イングランド



 ○54:35~ ぐだぐだなプレス その2 イングランド



 ○64:10 交代選手投入からハイプレス イングランド

65:00同様に回収
左サイドが上がる形でプレス



 ○65:25 スペインのハイプレスに対して イングランド

恐らくストーンズから指摘されている
一例・広がりをもって引き出し、その裏へ



 ○67:55 スペインのハイプレス

数的有利の F・ルイス
ショートカウンターからコーナーへ
イングランドの配置例



 ○70:50~ キーパーまで押し下げるプレス イングランド



 ○76:15 はまらないプレス イングランド

誤表記で72:00としています
この項すべてそうなってしまっております
正しくは76:15です
プレス例



 ○78:50 さまよう2トップ イングランド

同点の流れのまま、前がかりに行くのか
ワンチャンスのカウンターなのか
はっきりしない




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