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冬ってパークレンジャーは何してるの?

皆さんこんにちは、パークレンジャーの佐藤です。

この時期になると「冬ってパークレンジャー何してるん?」ってめっちゃ聞かれます。

今回はこの疑問に答えたいとおもいます。



冬って何してるの?

この質問の答えはズバリ「やることは決まってない」です。
決してやることがないわけではありません、決まっていないだけです。
理由を説明します。

そもそも奥大山パークレンジャーについて

奥大山パークレンジャーは2023年の4月江府町の地域おこし協力隊として始動した
新規の活動
になります。
現在2年目に差し掛かった奥大山パークレンジャーはスタートアップ段階ですので、
1日の業務の流れや1ヶ月の流れ、1年間の流れ といった業務ベースはありません、
なのでまず、何を仕事としたらいいのか、から模索していく必要があります。
また、奥大山パークレンジャーは仕事の性質的に他の自治体での似たような事例というのも少ないです、というか殆どありません。
なので0から始まっている活動 であることをまず知っていただく必要があります。


現在の状況

奥大山パークレンジャーは現在2年目の活動となります。
昨年度と今年度で1番変わった事はメンバーが1人→4人に増えた事です。
これにより活動の規模を大きくすることができました。
ただ、個人での活動からチームで動く活動へと変化したので、それに対応しないといけません。 
しかしチームとして動くための活動を昨年度はしていなかったので、
今年度の目標は「業務体制の構築」としており、そのためにチームとして仕事で何ができるのかを今一生懸命模索しております。

目標のためにしていること

では掲げた目標のために何をしているのかが、気になるところだと思います。
色々としていますが、1番大切していることは日々記録をしっかりとつける です。
これは何をしたか だけではなく、その日の自然の様子や利用者の動きも含めています。
何をしているか、なぜそれをしていたかを記録することで。
業務計画や体制を整える時に逆算的に「◯◯の時期はここにニーズがあるからこういう仕事をする必要があるね」ということが根拠を持ってできます。

冬は何をしたらいいか。

2024年4月から積雪する冬に差し掛かるまでは、兎に角仕事は片っ端から引き受けて、できそうなことは全てやるようにしてきました。 
これはパークレンジャーは何ができて何が出来ないのかを把握するためです。
最初っから仕事にブレーキをつけてやってしまうと伸び代がなくなってしまいます。
では次にしないといけないことは やってきたことをまとめて振り返る作業です。
奥大山は豪雪地帯となっております、なので雪が積もり出すと外での作業は殆どできなくなります。そのため割と落ち着いた期間となるので、何かをまとめて振り返るような作業にはもってこいの時期です。
そのために今やっている事は2024年度はAnnual  Report の作成です。
いわゆる年報や年間活動報告書 と言われるものを今作っています。
そのための編集作業や振り返り作業を冬のしごとの中心にしています。
このレポートは一般公開を予定しております、
他の自治体や団体さんが活動の参考にしていただければなと思います。

作成中のレポート 近日公開予定

まとめ

一度まとめます
Qパークレンジャーって冬は何してるの?
A 何をするかはその年度の活動状況によって変わります、今年度はAnnual  Report の作成のための編集作業や振り返り作業を中心に行なっています。
他にもイベントの打ち合わせや日々の巡視活動、
メンバーによっては研究した内容の論文執筆や動物の標本作成作業 といったものもあります。
何をするかは決まっていない、これが地域おこし協力隊の仕事の難しいところでもありますがそれと同時にやりがいでもあると私は思います。

今回この記事を書いた真意としては
冬パークレンジャーは暇してるわけじゃなくて、割と苦労しているんだぜ笑 
ということを伝えたかっただけです。

長い記事となりましたが、ここまでご拝読ありがとうございました。

                               サトウ




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