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自然を活かす「上質なツーリズム」とは?
こんにちは、奥大山パークレンジャーのグラフです!今回は、令和6年11月26日から3日間、栃木県那須町で開催された「自然を活かす 上質なツーリズム人材育成・地域づくり支援事業研修」に参加してきました。環境省が主催するこの研修では、全国11地域から集まったメンバーと一緒に、自然を活かした地域づくりについて学び、語り合いました。
「エコツーリズムってなんだか難しそう…」と思った方もいるかもしれません。でも、地域の自然や文化、人々の暮らしがつながり合って新しい魅力を生み出すお話は、意外と面白いんですよ!今回はその研修での学びを、できるだけわかりやすく、楽しくお伝えします。
全国の地域が集結!ユニークな課題と取り組み
参加した地域それぞれの特徴と抱える課題は本当にユニークでした!
「温泉地をどう元気にする?」
「タケノコの里でどう観光客にお金を落としてもらう?」
「地元の人、鶴の魅力を知らないって本当!?」
などなど。そして、わが鳥取県江府町では、「地球環境を本気で考える人たちを呼び込む、自然を楽しむ仕組み作り」を目指しています。こう聞くと、なんだかワクワクしませんか?
学んだのはこんなこと!自然×ツーリズムの面白さ
研修のテーマは「自然を活かした上質なツーリズム」。一見難しそうですが、講師の方々の話を聞くうちに、地域の魅力を引き出せる方法が見えてきたと思います。
1日目: 地域の宝をどう活かす?
座学では、地域の価値を再発見する方法や観光の持続可能な仕組み作りを学びました。たとえば…
地域の自然や文化を地図に落とし込み、「ここだけの魅力」を見える化する。
観光客と地域の人、自然がみんなハッピーになる仕組みを作る。
子どもたちが地元の魅力を伝える「ガイド活動」を取り入れるのもアリ!
こうした取り組みをすれば、江府町の自然や文化ももっと多くの人に楽しんでもらえるはずです。
2日目: フィールドワークで気づいたこと
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那須平成の森でのフィールドワークはまさに目からウロコの連続!
五感を使った自然体験がこんなに楽しいなんて…例えば、
落ち葉の中に隠れた物語を探すワーク。参加者みんなでミズナラの葉を探したら、実はこの木が土地の歴史を物語っていたり!
土を掘って微生物を観察。小さな生き物たちが、土を肥沃にして森を育てる立役者だったんです。
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江府町の奥大山でもこうした体験ができたら、もっと多くの人が自然を身近に感じられるんじゃないかと思いました。
3日目: 実践の一歩を踏み出す!
最後は「自分たちの地域で何ができるか」を考える時間。江府町では「大山流域全体の魅力を伝えるストーリー作り」をキックオフイベントとして始めようと計画中です。
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江府町の未来は、あなたとともに!
研修を通じて強く感じたのは、「自然や文化、地域の人々をつなぐこと」がいかに大切かということ。そしてそれは、観光客だけでなく、地元の人にも「ここに住んでいてよかった!」と思ってもらえる取り組みになるんです。例えば、江府町ならではの資源—木地師の里、国内最小の酒蔵、美味しい水洗い珈琲—これらを活かして地域と訪れる人をつなぐ仕組みを作りたいと思っています。
おわりに
今回の学びは、江府町にとってまだ始まりに過ぎません。これから地元の皆さんや観光客の方々と一緒に、江府町ならではの「上質なツーリズム」を育てていきたいと思います。「エコツーリズム」と聞いて「ちょっと興味が湧いてきたかも?」と思っていただけたら、ぜひ江府町にも遊びに来てくださいね!
グラフ