とある中国ファンによるCGW2に対する徹底ツッコミ:失望の連続とその原因

はじめに

この文章は中国のSNSでCGWシリーズに対して深い愛を持つ一人のファンのツッコミです。主観的な感想と批評です。
原文は中国語で、機械翻訳をベースに加筆修正したものです。結果的に批判的な意見になっているので、見たくない方は無視していただければと思います。
Best Thanks 「我爱八卦0708 @weibo 」大先生

1.このドラマは一体何を描きたいか、はっきりしていない

まず最初に、このドラマが何を描きたいのかがはっきりしていないのが問題です。CGW2の撮影が予想以上に早く始まったとき、本当に嬉しくて興奮した反面、脚本に十分な時間が割かれていないのではないかと不安も感じていました。

でも、もともと低予算のラブストーリーですし、S1は本当に素晴らしかったですし、ファンからもたくさんの意見が届いていたので、脚本が多少粗くても許容範囲内だろうと思っていました。もし、いつふゆの大学生活を中心に描くなら、初々しいキャンパス恋愛ドラマになるだろうし、再会後の物語に焦点を当てるなら、心温まる日常系ドラマになると期待していました。

しかし、現実は予想をはるかに下回るものでした。脚本家のお二人は自分たちの実力を過信して、たった8話×25分のドラマにあまりにも多くのテーマを詰め込みすぎたのです。主演のお二人のインタビューによると、同性愛、毒親への反発、同性同士の同棲生活や子育てなど、深いテーマがいくつも盛り込まれているとのことでした。

どれか一つのテーマだけでも長編ドラマを作れるくらいの重厚な内容なのに、CGW2は放送時間がゴールデンタイムのドラマよりも短いのに、それでも多くのメッセージを詰め込みすぎています。さらに新しいキャラクターまで登場させて、結果として伝えたいことが散漫になっているように感じます。本来は、いつふゆの恋愛を中心に描くだけでよかったのに、余計な要素をあれこれ入れたため、不要なシーンが多すぎるのです。

繰り返しになりますが、何でも描こうとするあまり、結局何も上手く描けていないドラマになってしまっています。今のところ、CGW2はリアリティ系のドラマほど深みがあるわけでもなく、典型的な深夜ドラマのような爽快感もありません。純愛ドラマのような深い愛情も伝わってこないし、日常系ドラマのような癒しの要素も感じられません。ただ時間順にシーンを並べているだけで、ドラマ自体が脚本を消化するためだけに作られているような印象を受けます。シーンの切り替えがとにかく唐突で、観客が感情移入しづらいのも問題です。

2、脇役が主役以上に目立っている

CGW2は群像劇ではないはずなのに、タイのGLドラマ以上に男性キャラクターが余計に絡んでくることがあるのです。さらに、CGW2では脇役の物語の中にいつふゆのエピソードが断片的に挿入されている印象を受けて、物語の本質がずれているように感じます。本来ラブストーリーであれば、恋愛というメインテーマにもっと焦点を当てるべきなのに、脚本家たちは逆に関係のないストーリーをたくさん入れて、限られたドラマの尺を浪費してしまいました。その結果、恋愛の話が逆に一番重要でないものになってしまっているのです。そして、視聴者をさらに困惑させているのは、弱々しい主役の2人に対して脇役たちがあまりにも有能すぎることです。

まずは、中国マフィアの姉御のようなお佳さま。彼女は1000億円を軽々と集め、さらに冬雨をマインドコントロールできる魔法の指輪を持っていて、少し叩くだけで冬雨の魂を奪えそうです。お佳さまの圧倒的な支配力は日本に来ても全く衰えません。レストランの専用個室には彼女の自画像が長い間飾られていますし、樹の部屋に侵入して陰湿なイジメを手配することもできます。さらに、サクラを雇って食中毒の悪評を大量に流してカフェを営業停止に追い込んだり、浩宇さんのサファリーパークでの飼育員の夢を打ち砕いたりもしました。まったく、あまりにも有能すぎるお佳さまです。

次は、聖父のような浩宇さんです。彼は億を超える資産の相続権を放棄し、豪邸で衣食住に不自由ない生活を嫌って自立を求め、日本に渡りサファリーパークで飼育員になる決心をしました。そして、妻に愛する人を追いかけるよう勇気を与えます。S1の浩宇さんにはなかったその志の高さと心の広さは、リアリティが欠けているように感じてしまいます。

最後に、S2初登場のヨルムさんです。かつて貧しく苦労していた彼女は、一転してインフルエンサーとなり、今では豪華なホテルに泊まり、ボディクリームを塗る際にはベッドにキャンドルを並べ、屋上の露天風呂で入浴し、プールを丸ごと貸し切って泳ぐなど、まるで財閥のお嬢様のような贅沢な生活を送っています。12年前に樹とはあっさり別れ、ネックレスを一つ残して姿を消し、それ以降12年間音沙汰がなかったのに、12年後に再会してすぐに告白し、断られると樹の恋愛を否定し始めたのです。「人妻に誑かされている」「その恋は不誠実で間違っている」「早くその人を諦めて私にしなさい」とか…。いや、あなたは誰ですか?12年間も連絡してこなかったのに、他人の恋愛に口出しする資格なんてあるのでしょうか?

お三方の輝きを引き立てるために、主役たちはあまりにも弱々しく、優柔不断で、脚本に縛られた操り人形のように見えてしまいます。いつふゆは、武器を持たずにいきなりラスボスに挑むような状況です。視聴者は彼女たちの美しい愛を見届けるつもりでいたのに、無力で抵抗すらできない彼女たちを見た後では、彼女たちの愛すら疑いたくなります。

さらに、日中韓のキャラクターの対比も酷いです。中国人の冬雨は母親に完全にマインドコントロールされ、「YES」としか言えない状況に陥っています。一方、日本人の樹は背が高くてカッコいいのに、男子に笑われて家で泣いています。また、冬雨を助けるために「存在しない彼氏」の話を持ち出さなければならないのです。それなのに、韓国人のヨルムさんはあんなに小柄なのに男の子の髪をつかんで警告しています。脚本家さん、韓国ドラマを見過ぎではないでしょうか?

S2では、極端に主体性が弱められた主役たちも、主役をかき消す脇役たちも、すべてのキャラクター設定にリアリティが感じられません。もちろん、人間には脆弱で臆病な一面があることは理解していますが、意志が強くて超強力な脇役を横に置いて主役と対比させるのはおかしいです。また、主役が徐々に成長して勇気を持つようになるのは理解できますが、脇役が登場した瞬間から完璧すぎる設定であることは本当に理解し難いですし、実際4話のTVerの「いいね」の数も劇的に減少しています。

3.繋がりの悪いストーリーと前振りなしの唐突なシーンの切り替え

この第4話では、冬雨の心情が短時間の間に大きく変化しています。最初は樹に対して罪悪感を抱きながら、弱気でためらいを感じていますが、夫と再会した瞬間に葛藤を捨て、家庭に戻る決意をします。しかし、その後、夫から叱責されることで、ついに母親に立ち向かう決意を固めます。これまでの3話でお佳さまが使用していた「魔法の指輪」が、あっさりとその効力を失い、冬雨は束縛から解放されて樹のもとへ駆けつけます。

ここで疑問に思うのは、今までの5年間、冬雨は何をしていたのかということです。彼女は自分の結婚に対する意志や、樹と月と一緒に暮らしたいという気持ちを、樹にちゃんと伝えたのでしょうか。このドラマでは人物の内面描写があまりにも少なく、最も大切な樹と冬雨の深い対話が未だに描かれていません。

また、樹のヨルムさんとの一夜明け後の反応が、あまりにも淡白です。顔を手で覆いながら悔やんでいるものの、受け入れられない様子でもなさそうです。自分が本当に何をしてしまったのか、信じられず、ただ「冗談でしょ」と軽く流してしまっています。冬雨との写真を撮るシーンでは、樹の悔しさや恥ずかしさが垣間見えますが、次のシーンではプールサイドでヨルムさんに微笑みかけています(もちろんそれは苦笑ですが)。そして突然、ヨルムさんの手を引き離し、「何があっても冬雨が好きだ」と叫びます。しかし、樹がその内心でどのような葛藤をしていたのか、どのようにその結論に至ったのかをもっと知りたかったです。彼女はこれまでなぜ拒絶できなかったのか、責任感から一度はヨルムさんと付き合ってみたものの、やはり恋愛はできないと悟ったのでしょうか。そうして逃げることにより、ヨルムさんにもきちんと説明できていないのではないかと感じます。

第2話では、冬雨が樹と夏がハグしている瞬間を目撃し、激しい怒りに駆られます。その直後、シーンは突然DD社に切り替わり、周囲の説得を受けた冬雨は怒りと笑いが入り混じった奇妙な表情を見せます。そして、ホテルに戻ると、樹に告白されたばかりにもかかわらず、急に恥ずかしさを感じて背を向け、エレベーターの中で可愛らしい仕草を見せます。

このシーンに関して、放送前に冬雨の嫉妬時の可愛らしい表情に注目するようにと言われていたので、これは完全に脚本家の意図的な要求だと感じます。このシーンを演じた俳優たちも、内心ではあまり心地よくなかったのではないでしょうか。特に、大人の感情というものは本来もっと内面的なものであり、あのように誇張された表現は通常できるものではありません。中村さんのようなベテラン俳優もその点には気づいていたはずですが、脚本家が強く推していたために、そういった方向になったのでしょう。しかし、中国のCGWファンの中には、そのシーンが恥ずかしくてまともに見られなかったという人も多いようです。

さらに、樹が大声で告白した後、冬雨は何も言わずに立ち去りました。もしエレベーターでの出来事や、その後のヨルムさんからの電話で問い詰められる場面がなければ、冬雨は自分に責任があると感じることさえなかったかもしれません。脚本家はいつも脇役を使って主役に何かを気づかせようとしています。

CGW2の脚本家は、樹と冬雨のラブラブなシーンを意図的に盛り込んでいますが、それを支える合理的なストーリー展開が欠如しています。感情の変化に十分な伏線や前振りがなく、キャラクターの行動が整合性を欠いているため、観客が感情移入しにくいという問題があります。結果として、シーンがスライドショーやミュージックビデオのように見え、物語としての一貫性が薄れてしまっています。

中国のSNSでは、CGWといつふゆを溺愛するファンが多く、彼女たちは樹と冬雨のキャラクターや感情の変化について深い分析を行っています。しかし、大多数の視聴者がその過程を感じ取れていないならば、脚本の不整合を熱心なファンに解釈させる必要があるという点で、その脚本は失敗していると言わざるを得ません。CGW2の脚本家は、真剣に演じている俳優陣や、熱心に応援する視聴者、そして二次創作を作り上げるファンたちを裏切っているようにも感じます。実際、S2の中国SNSでの二次創作コンテンツの量は、S1時の20分の1にまで減少していますし、Pixiv上の日本語の二次創作同人も少なくなっています。

4、物足りないシーンとセリフ

これについては、挙げればキリがないほど問題があります。第2話では、樹が怪力女子に変身して、素手でエレベーターをこじ開けるシーンがありましたが、安全意識もなければ演出も中二病っぽくて大袈裟すぎました。第3話では、樹が冬雨のデートが失敗した後に告白するシーンがありました。ロジックには問題ないですが、樹と冬雨の間の恋の駆け引きや含みを持たせるシーンが少なくて、観ている側としては余韻が残らなかったのです。

しかも、脚本家によると、樹と冬雨のシーンには演者2人のアドリブが多いらしいのです。例えば、第1話のカフェのロフトで互いに「綺麗になったね」とか褒め合ったり、第2話のホテルでの食べさせ合うシーン、第3話では冬雨が着替えるときに樹が「かわいい」と連発するシーンなどがあります。正直、これらのセリフは日常的すぎてちょっと重複していると思いますし、特に第1話なんかは、中の人の普段の雰囲気が出過ぎていて、「これ、いつふゆじゃないよね」と思ってしまいました(もちろん、ゆかゆりも好きですが)。

主演のお二人が考えたシーンが悪いというわけではありませんが、彼女たちはあくまで俳優であって、プロの脚本家ではないので、重要なシーンを悉く任せるというのは良くないです。脚本家がここまで手を抜いているというのもビックリです……樹の告白シーンの簡単なセリフを考えるのに2日もかけたと言っていましたが、そんなに難しいセリフではなかったと思いますし、正直、脚本家としてのレベルが低いとしか思えません(ちなみに、中村さんがいつふゆのイベントで似たようなことを言っていたような気がします)。むしろ、そんな脚本家に樹と冬雨のラブラブシーンを雑に書かれなくて良かったのかもって、逆に感謝すべきかもしれません。

もし第3シーズンがあるなら、もういっそのこと、ゆかゆりの恋愛リアリティショーでも作ってしまえばいいんじゃないかと、やけくそに思う時もあります。

5.無責任な監督たち

CGW2のカメラワークや映像演出について、特にS1と比較すると、多くの問題が目立っています。遠景と近景の切り替えが雑で、揺れるカメラワークが混乱を招いているのは視覚的にも分かりやすい欠点です。最も批判を集めた第2話と第4話の冬雨が遠くから走ってきて樹に飛び込むシーンも、技術的な問題が原因で不自然に映っています。このシーンでは、冬雨が飛び込んでいるように見せつつも下半身に微妙な距離が保たれていたため、中国のSNSで「俳優が同性愛に嫌悪感を抱いているから演技が下手だ」という厳しいコメントが多数見られました。このような反応は非常に心苦しいもので、中村さんがこれまで百合作品で活躍してきた背景を考えると、特に悔しいと感じます。

実際のところ、あのシーンで距離が保たれたのは、おそらく俳優が走ってきた勢いでバランスを崩さないようにするための配慮です。多くのドラマでは、こうした瞬間はすぐに近景へ切り替えて、表情にフォーカスを当てるのが一般的な手法です。しかし、CGW2の監督はその切り替えを行わず、角度やシーンの修正をせずにそのまま放送しました。例として、菅井さんが以前ラジオで話していた「樹が冬雨にポッキーを食べさせるシーン」で、誤って鼻に刺さったというエピソードも、通常ならNGになるべきところをそのまま長い撮影を続けたことからも、監督の演出の不備がうかがえます。

CGW2の撮影に関しては、太田監督が特に「制作費が豊富だ」と言っていたことも象徴的です。制作費やお弁当の話がメインで、作品のクオリティに関する議論が二の次になっていることは、視聴者から見ても不満を感じる要因です。太田監督が「CGW2は名作の予感になる」と語っていたものの、実際の作品の仕上がりを見ると、脚本や監督としての手腕に疑問が残ります。同人作品を書いた方が向いているのではと思ってしまうほどです。

さらに、照明の問題も作品の魅力を大きく損なっています。冬雨が疲れているシーンや樹が暗い雰囲気を出しているシーンが多いですが、全体的に暗いフィルターを使い続ける必要はありません。特に第4話では、良いシーンがほとんどなく、SNSでファンがどの場面をスクショすれば良いのか困っている様子がうかがえました。実際、ファンがスクショした画像に光を補正し、フィルターをかける作業をしていたという話を聞くと、製作チームの不手際がさらに浮き彫りになります。

製作側がどれだけ「ビジュアルをこだわった」と弁解しても、最終的に役者の魅力を活かしきれていないCGW2は、視聴者としても非常に残念です。

6.問題だらけのプロモーション活動

CGW2のプロモーションに対する不満、特にファンが待ち望んでいた主役の二人、いつふゆ(中村さんと菅井さん)に焦点を当てたPRがほとんどなかった点については、確かに大きな問題です。予告編が脇役中心のプロモーション動画だったため、視聴者から不満が噴出したのは理解できます。多くの他局のドラマでは、主役を中心にプロモーションが展開されるのが通常であり、それがファンの期待にも応える形になります。それにもかかわらず、CGW2では脇役にばかり焦点が当てられ、結果として視聴者にストレスを与えてしまったことは、テレ東さんのプロモーション戦略に疑問を抱かざるを得ません。

中村さんと菅井さんが、作品の中でも外でも非常に人気の高い俳優であることは明らかです。それに対して、制作側がファンの増加を恐れたのか、あるいは故意にストレスを与えるようなPRをしたのかは不明ですが、少なくともその戦略が裏目に出たことは確かです。ファンの不満が公式SNSに大量に書き込まれた結果、ようやくいつふゆメインのPRに切り替えた点は、制作側がようやく問題を認識したことを示していますが、それ自体が「応急処置」に過ぎないと感じるのも無理はありません。

また、公式のオフショットよりも、中村さんと菅井さんが個人的に撮った写真の方が仲の良さが伝わり、ファンにとっても楽しめるものだというのは、公式PRがいかに機械的で距離感があったかを物語っています。視聴者が彼女たちのインスタグラムをチェックする方が楽しめるという状況自体、公式のプロモーションがうまく機能していなかった証拠です。結果的に、彼女たちが自分たちで撮影したフィルム写真を使った宣伝が始まりましたが、これが「応急処置」と見なされるのは、根本的なPR戦略の遅れがあったためでしょう。

CGW2に中村さんと菅井さんをキャスティングできたことは、作品にとって非常に幸運なことだったと思います。彼女たちが俳優としてだけでなく、事実上、脚本やPRにも関わっていたのは驚きであり、それだけ作品の成功に対する責任感を感じていたことが伺えます。彼女たちの貢献は非常に大きく、3倍の給料を支払うべきだという意見にも頷けます。

7.編集の質が低く、シーンの切り替えがぎこちない

この点については、多くの視聴者がすでに指摘していますので、あまり詳しくは述べませんが、現時点で編集を担当している人が二人いるらしいです。1話と3話を担当した人はまだマシでしたが、2話と4話を担当した人の編集はひどくて見ていられませんでした。基本的な編集さえできていないなんて、本当にイライラします。

一部の人は、中国でCGW2の人気が落ちた理由を、タイのGLドラマ作品が今年大いに盛り上がり、多くの視聴者を引きつけたことにあると言っています。確かにそういう側面もあるかもしれません。しかし、実際には今年大ヒットしたタイGL作品はすでに放送を終えており、タイGLドラマはRPS(役者同士のカップリング)を強調しているため、百合作品のファン層と重なる部分があるものの、嗜好が違うのでそこまで大きな影響はなかったと思います。それよりも、CGW2はS1から多くのファンを獲得していたにもかかわらず、新たなファン層を引き寄せられなかったどころか、S1からの熱心なファンさえ失望させてしまったのは、本当に残念なことです。

中国SNSでTVerを一生懸命に回しているファンを見るたびに、心が痛みます。本来なら、再生量やいいねの数は自然に口コミの良さで積み上げられるもののはずです。それが、ファンの愛情だけで支えられてしまうと、作品の質が良くない場合、どうしても長続きしないと危機感を覚えます。誰かが「CGW2は海外のファンにすごく好評で、中華圏のファンだけが文句を言っている」と言っていましたが、正直その意見には疑問があります。TVerのランキングを見ても、中村さんが出演している『完璧ワイフ』は中華圏のファンがほとんどいないのに3位にランクインしていたのに対し、CGW2はトップ10にも入っていないのです。本当に日本の視聴者がCGW2を楽しんでいるのか、少し疑問です。

正直言って、もし同じタイトルと同じキャストじゃなかったら、S2を全く別の作品だと見なしても違和感がないと思います。しかも、いい年を取った日本の男性3人が書いた質の悪いGL同人作品みたいな感じがします。自分でも、なんでこんなにも自分を追い詰めてまで見続けているのかわからないです……これはある意味、自己鍛錬だと思うしかありません。次にどんな百合作品を見ても、冷静でいられるようになるためのトレーニングみたいなものです。そう考えると、『チェイサーゲームW2』も、試練として見れば、自分を磨いてくれる作品だったのかもしれません。人生において重要な意味を持つかもしれないです。

終わりに

長々とツッコミを並びましたが、これで終わりです。5話以降の巻き返しに期待しています。


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