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わたしと言う私。

私は、ごくごく普通の
…いや、普通ってなんだろう、

訂正。

私は、1991年生まれの33歳の女だ。
1人で出来ることが好きで、読書、音楽、運転、カメラ、絵描き、などなどちょっとずつ手をつけては、飽きて、また手をつけては飽きて、をこの33年で繰り返している。

ひとつのことに没頭できる人が、羨ましい。

故に私には、これだ!という夢がない。
こんなこと出来たらいいなぁ〜
あんなこと出来たらいいなぁ〜
あんな夢こんな夢いっぱいあるけど、状態だ。
(どこかで聞いたことあるフレーズたち)

生涯を通して、やり遂げたいものを早く見つけたいのに、続けられる自信がなくて決められない。

そう、私は自信がない。
自分が今ここに生きていることも意味がわからないと思う時がある。

そんな気持ちが邪魔をしている感覚もあったりする。



小さい頃の私はとにかく大人しかった。
大人になってから父に尋ねると、
「手のかからない子だった。」と言われた。

良く言われているようにも見えるが、こちらからしたら

「子どもらしく子どもをおくれなかった子ども」なのだ。



ひとりっ子な故に、ひとり遊びが好きだった。
今でもそれは変わらない。

家の周りに落ちている長い枝を見つけては、ひとりで「戦いごっこだ!」と振り回しながら遊んだ。

雪が積もった後には、足で踏み固めて理想の間取りの家を作った(2D)

自分の部屋では、毛布をマントがわりにして、ひとりで役者を気取った演技をした。

まるで、有名人になったかのようにバラエティ番組に出ている風にインタビューを脳内で受けながら答えた。

あとは、人形を集めては、自分でストーリーをたてて、ひとりで何役も演じ遊んでいた。

こうやって文字に起こすと、演技好きだったのか?とも思う。
もしくはキラキラ活躍する人に憧れを抱いていたのかもしれない。
私は、両親に似てテレビがすごく好きだった。




中高はソフトテニス部に入り、どちらも部長を担った。
中学では、幼なじみとダブルスのペアとなり、地区大会3位まではいけた。

ただ、高校は元々やるつもりはなかった。
才能を感じていたわけでもなく、そもそもに自分があまり好きではなくて無気力にもなっていたと思う。
あまりメジャーなスポーツでもなかったから、キラキラしているバスケやバレーに憧れたが、経験者ばかりて入りづらかったし、「早く家に帰りたいかも。」と思ってた。

私は、新しい環境がすこぶる苦手で、保育園も年長になるまで行かずに渋っていたそうだし、小学生に上がるタイミングで転校があったが、1ヶ月泣きながら通っていたし、高学年に上がるタイミングでまた元いた地域に戻る形になったが、溶け込めずにまた半泣きで通っていた。

高校になると地元を出て、バスで片道1時間の場所まで通った。
いきなり、1学年4クラスもある場所に放たれ、元々出来てるグループに溶け込めず、すごく嫌だったのを思い出す。
「行かなきゃダメなんだよな。これが当たり前なんだよな。我慢しなきゃな。」と必死だった。

そんな中、別クラスになった地元の子に誘われてソフトテニス部に入ることになった。
これは単純に "誘われた" ことが嬉しかっただけ。
やりたい気持ちはなかった。
学校内での自分の居場所を与えてくれた、存在を確認してくれたことへの嬉しさが故だった。




高校卒業後は、実家を出た。
高校で仲良くなった友達と同居をしながら、専門学校に通った。

その後、パティシエとなる。

でも長くは続かなかった。
理想とは違い、自分のやりたかったことからみるみる離れていったため退職。
理想と現実の違いを目の当たりにし、パティシエからも離れた。

「生きてくのつらっ。」

と身に染みて感じていた。
新社会人となったものの、挫折。
社会人になること自体にトラウマを持った。

「みんななんで続けられるの?」
「そんなに愚痴が出るくらい我慢してるのになんで辞めないの?」

みたいなことも思ってたと思う。

その後は、半年間無職。
実家に戻り両親に面倒を見てもらっていた。

世話になるだけでは、と多少ながらに焦りは感じ、母の移動手段として車を出したり、祖母を連れての外出を母のためにと手伝ったり、たまに料理をしたりしていた。

そんなことしてたら貯金が底をつきそうになった。

生きるためには、と半ば強引に自分のケツを叩き、地元の学校で働いた。

そこには、キラキラ輝く生徒たちがいた。

夢に向かってがんばる子。
恋愛して楽しそうな子。
はたまた思うようにいかずプンプンしてる子。
校則を破り謹慎処分になる子。
一応年上の私に友達のように話しかけてくる子。

私には皆キラキラ輝いて見えた。

これが、the高校生じゃないか。と。

7つも8つも年下の子たちに沢山鼓舞された。
私は実家を出て、また一人暮らしを始めることを決めた。



それから今に至るまでは、多少挫けながらも、実家に戻ることはせず社会人を続けている。

理想の33歳ではないかもしれないけど、とりあえず生きている笑


ひとりが好きな私は、ひとりでいる時、ふと深く考え込むモードに入る笑

こうやって文字に起こしてみようと思ったのも、そのモードの最中の思いつきで、やると決めると行動は早く思いついた当日にこうやって始めている。

こんな私のちょっとした気になることや、面白かったこと、上記では書かなかった過去の経験をここに記録していこうと思う。


私の頭の整理をしたかったのもあるけれど、なにより、
なんだかちょっと近い生き方や、考え方をしている人が「私だけじゃないんだ」と安心できるような場所にしたい。


マイペースになるかもしれない。
でも、誰か1人でもいい。

心が軽くなったり、自分をもっと好きになれますように。

そんな想いも込めて。


ここに辿り着いた方に感謝します。
では、また。
むらかみ。

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