仕事上がりに東山魁夷記念館を独り占め
こんにちは蘭子です
昨日は船橋方面でのお仕事だったので、終了後
以前より行きたかった
「東山魁夷記念館」へ行きました。
コロナ渦の平日
来訪者は私ともう一組のみ
自分の足音だけが響く静かな館内で
展示室には自分だけ
展示室への入口に足を踏み入れると、そこには画伯がこよなく愛した「モーツァルト」のレクイエムが流れています。
淡いライティングのモノトーンの世界
聴こえてくる鎮魂歌の響きに暫くは立ち止まってしまい脚が進みませんでした。
私だけのために表現された情景の入口
展示室の端から遠景で作品を眺めても、邪魔になるものは何も視界に入りません
薄灯の展示室で、その作品だけが「レクイエム」の流れる中フォーカスされる
なんて贅沢な時間でしょう
ぽつり
また
ぽつりと
作品を一つづつゆっくりと鑑賞する事が出来ました。
この日は曇り空から時折パラパラと小雨の降る日でした。
こうして今記念館の写真を見ると、
重く垂れ込める灰色の空と相まって、暗く寒々しい冬のドイツと重なります。
今日は最高のタイミングだったかもしれません。
正直に言うと、
本当は絵画に興味のある人間ではありません。
過去に美術館へ行った回数はそう多くはありません。
有名な大作等が展示された美術館へ行っても、サッと回ってその後のafterの方が楽しい派です。
ですが、
何故か
何故か東山魁夷画伯の作品には若い頃から心惹かれます。
展示室を出るとゆっくりと時間を過ごせる休憩室があります。
ここも独り占め
なんて素敵な空間と時間でしょう
外にはコンパクトにまとめられた
「KAII」の森
ぐるっと回ってここでもベンチに腰掛けて、
鳥の囀りとそよ吹く風に身を置きます
Lindenbaum
北欧ドイツの木
シュバルツバルトのなかの一本と勝手に思い込む
今回はお仕事案件から思いもよらず記念館を訪れる機会が出来て、とてと嬉しく思います。
もう一つ
船橋といえば「海」
季節は「潮干狩り」
なので、海まで車を走らせました
この日風速15mほどの強風
怖いくらい海は荒れていました。
勿論ここもほとんど人影なし。
イメージは「潮風に吹かれてのんびりお散歩」だったのですが、、
流石に今日は無理でした。
早朝からのお仕事でしたが、お昼には上がりこんな楽しみ方も出来ました。
フリーランスという働き方は、不安定ではありますがなかなか楽しいものです。
さて、また明日もがんばりましょう♪♪
お読み頂きありがとうございました。
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