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渡邊渚さんの本、透明を満たすの感想。

 昨日、kindleで購入しました。
実は、或る日の話から以降は、正直読むことが怖くなって(いい表現が浮かびませんが、すみません)流し見をしました。
kindleは最後のページ迄めくると、「既読」というタグがサムネにつくのですが、既読にはなっています。

 幼少期の自己紹介や、今迄の生い立ちというのがあり、そこは渡邊渚さんの人となり、価値観などがよく表れているなと思います。

 繊細な方で、かつ活発というイメージを持ちました。
本を読んだ方で、同じ印象を思った方、割といらっしゃるのではないでしょうか?

 私はHSS型HSPですが、渡邊渚さんと似ている所は複数あると思いました。
お父様が単身赴任をされていて、それを解消しようと提案する所など、HSS型っぽいと思いました(渡邊渚さんが、HSS型HSPかどうかは、存じませんが。決めつけたりはいけないですが)。

そして、日本語についての教育に熱心であったお母様は素敵だなと思います。そして、渡邊渚さんも日本語についての興味や関心が強いようです。

私の育った環境は、意見を尋ねられる、今、何を考えているかを聞いてくれるという環境は全くと言っていいほど無い環境でしたから。

ただ、渡邊渚さんと同じ所と乗っかってしまうことがいいのか分かりませんが、私も話し言葉は綺麗なものを学びたいというのが、小学校1年生から、読書を始めたきっかけでした。

 私は、この本は買って良かったと思います。
全部読んではいないのに、何を言っているという感じかもしれませんが。
柔らかい、素直な文章に見えましたが、それなのに何か迫ってくるようなものが有りました。

そして、女性の方々が、この本を読んだとき、何かしら、共感出来る所が有ると思いました。
例えば、仕事を頑張りすぎている方、自分の自由意思を他者から踏みにじられ、いつの間にか、自分で自分をねじ伏せて、強く頑張り続けるとか。

渡邊渚さんより、私な随分と年上ですが、若い頃は、仕事でいろいろとありました。
ハラスメントという言葉は私が20代の頃は無かったですし、呑み会でうまく振舞えることも、社会人女性のマナー、正しきことみたいな風潮が強かったですから。

 私は呑み会が嫌いでしたが、それでも行っていました。
今の世の中は、変化はしてきているとは思います、少しずつですが。
私は今は、お酒を呑まなくしましたが、本来ザルです。
お酒を呑むのは1人が最高! と思うようになったのは、呑み会がしんどかったからだと思います😊




この本は、
共感が強くなりすぎて、少し読むのをためらう、ということすら有ると思います(私がそうでしたから)。

でも、気になるなーという方は、まず読んでみられることをお薦めします。そして、自分の中から湧いてきた思いや気付きを大切にして欲しいなと思います。

そして、これから個人の自由意思を尊重し合える風潮が広まっていくといいなと思います。


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