
文章力を鍛える。ブログこそPDCA/020
「PDCAをどんどん回すことが大事だ!」
よく耳にするやつ。
はい。
PDCAを回せ!
とは、耳タコだし、聞き飽きた。
その気持ちはわからんでもないが、
手垢のついた言葉と侮るなかれ。
※令和の今、さすがにもう市民権を得た言葉なので、
PDCAとは何か?の説明はカットします
1、めんどいけど必須
中には、
Planもやって、Doもやって、Checkもやって、Actionもやって、
面倒だ!
とお感じの方もいるかもしれない。
正直、
私も面倒に感じる。
目先の「しんどいかラクか」という話になれば、
PDCAなんかをするより、
昼寝するか、
漫画「住みにごり」でも読んでる方がラク笑

がしかし、
長期的に考えたら、PDCAは仕事上欠かせない。
PDCAの重要性を唱えている人を見た時、
私は、
「じゃあ、現実世界の具体例でいうと、どういうことをすることのなの?」
と訊きたくなる。
なので、このブログで、
その具体例の一つを私がお伝えします。
2、私の文章作成。実際のところ
私は
このnoteもそうだし、
ワードプレスでも、
メルマガの執筆でも、
一度書いた文章を後から読み返すと、
すぐに修正点が目につく。
即刻直したくなる。
実際、小さな修正をしょっちゅうしている・・・
それは、ホントに小さな修正。
例)
・「私はこれを否定できなかった」→「これを否定できない私がいた」
・「Aという側面もあるし、Bという側面もある」→「Aという側面がある。もっと言えばBという側面もあるわけだ」
・箇条書きの縦に並べる順番は、こちらの方を最後にした方がいいな
私はまだまだ「文章力が未熟」だと自認しているからこそ、
書き終わって、そこで達成感を感じず、
見返すようにしている。
3、ひとまずブログ執筆でPDCAを活用
私流のブログの書き方は、
1、思いついたことをすぐ、スマホのメモアプリに入力
2、その内容を広げて、PCでnoteにどんどん書いていき、下書き保存
3、下書き保存を見返す(小さな修正点にすぐ気づく。悔しいけど…)
4、修正や加筆をして「公開」
この流れだ。
もちろん、公開した後も読み返していたら、
何回も修正点は見えてくる。
ホント、キリはないのだが、
この修正を重ねていくことが、
文章力を鍛える一つの手段である気がしているので、続ける。
だんだん、修正点に気づく回数は減っていく。
ん?
減っている?
減っているか?
いや、減っているはずだ・・・汗
まとめよう。
『ブログを書く』という一つの業務に関して、PDCAを活用。
要するに
P→思いついたことを、忘れない内にすぐ、メモアプリに記録
(忘れた時の悔しさ、気持ち悪さといったら・・・)
D→PCで下書きを入力
C→書いた後、達成感に浸らず「まだ50%完了しただけ」と思い、読み返す
A→修正や加筆、カットをして「公開」
というのが、私の持論。
これが、
「ブログ執筆にも『PDCA』という手法を活かす」
ということの結論。
もう少々、具体的に言うなら
a、アイデア、ネタ、例え話、人に伝えたいことが思いついたら、すぐにメモアプリ
・歩行中→止まってメモ
・自転車中→止まってメモ
・車運転中→信号か路肩でキーワードだけメモ
・風呂中→扉の近くに紙のメモを置いておく
・友人宅→事前に理解を得てメモ
・会食中→トイレに行ってメモ
・会食中→「貴重なお話、メモさせていただきますね!」
b、そのメモのイメージを忘れない内に、PC上で発想を広げていく
※数週間後にキーワードだけ書いたメモを見ても、どんな発想だったか忘れることがある
c、熱を冷ます
「書き手」から「読み手」に立場を変えて、下書きを読み返す
執筆とは、
机に座って、PC開いて「さぁ、書こう!」ではない。
日頃から下書きをどんどん溜めていくこと。
4、まとめ
A、PDCAは、腐っても鯛。
「PDCAは古い。OODAだ!DCAPだ!」という声もあるが、まずはPDCAという手法を日常で使ってみよう
B、ブログ執筆でもPDCAは充分に力を発揮する
C、「行動」は大事。異論はない。同時に「改善」こそ成長!
追伸
以前書いた、
『学生島耕作を、実務に活かす』
も公開した後に読み返してみたら、
何回も小さな修正をしたもんなー
追伸2
今回、チラっと書いた、
漫画「住みにごり」。
・絵がすごく上手いわけではない
・何かの分野の深い知見を得られるわけでもない
・読後感が爽やかなわけでもない
が、
なんか惹かれて、続きを読みたくなる作品・・・
