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JK、適応障害と生きる。

お久しぶりです、オーキッドです。前回のNoteから1ヶ月ほど経ってしまいました。最近は、Noteを開けて文字をタイピングすることすら苦になることがあったのが理由です…

一言で言いますと、今現在進行形で、私は適応障害という精神的病気の治療をしています。適応障害と生きるのがつらくて、つらくて、Noteは読んではいましたが、自分の記事を書く自信と勇気がなくなってしまいました。そもそも適応障害とは?鬱病との違いは?と疑問に思われる方の為に軽く説明をしておきます。

適応障害とは

適応障害とは、自分の置かれた環境にうまく慣れたり適応することが出来ず、不安感や抑うつ気分、不登校、出勤拒否、対人トラブルなど、様々な症状・問題が出現し、社会生活に支障をきたす心の病気です。

適応障害とは。

適応障害は様々な要因で起こりえますが、特に就学や就職、転職、結婚、離婚など、生活環境が大きく変わった際に発症しやすいと言われています。私の場合は、10年ほどタイに住み、急な引越し、家族の離別、日本での寮生活が発症原因だとお医者さんにそう診断されました。「新たな環境にうまく適応しなくては」と思ってもなかなか思い通りに事が運ばないと思ってしまうことがストレスが原因となります。

不安感を引き起こしている原因ははっきりしている事が多く、原因から離れることで症状の改善が見込めます。私の場合は、タイに帰ることなのかもしれません。しかし現実には、転職や転校などの方法で環境を変えることが難しい状況もあります。ストレスの原因から離れることが出来ずに症状が長期間続くこともあると言われています。

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症状は、このような感じです…もしかしたら「適応障害の症状は軽い」と思われたり、逆に「私(オーキッド)にそのようなことが起きていたの?」と驚かれる方もいるかもしれませんが、これは実際に起きた「事実」です。16歳の私にとって、これらの症状は、抱えきれないものだと学内のカウンセラーにそう伝えられました。


私の情緒的な症状

不安 抑うつ 無気力 思考力・集中力の低下 イライラ 悲壮感 焦り 神経の過敏 混乱  など

私の身体的な症状

全身の倦怠感 涙が止まらない 食欲不振 動悸 過呼吸 頭痛 肩こり 腹痛 など

身体的な症状の「涙が止まらない」は適応障害の典型的な症状だとお医者さんから伝えられて、本当にその通りだと思いました。何か少しの変化があっただけでも、涙が溢れてくるので、学内や寮内にいるときは、その涙を押し殺して、散歩に行ったりして、気分転換をするしかありません。

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下記の「私がこれまで起こした行動」ですが、読んだら、「私(オーキッド)ってそんな人格変化するの?怖い…」と思われる可能性もあります。私が不登校だった時期は、妹が何度も「怖い」と怖気を声にして発していました。「これまで起こした行動」の大半は、恐ろしいことですが、1ミリほどしか覚えていません。覚えていないのは解離(かいり)と言って自分が自分であるという感覚が失われる状態のことを指します。例えば、ある日、母へ過度な暴力をした時、母が玄関の床で頭を打って彼女の意識が朦朧としていて、ハッと自分に戻った時がありました。妹の体は、ガタガタと震え、「怖い、怖い」と言い、私が、悪魔や殺人鬼かのように厳しい目線を向けていました。母の意識は朦朧とし、救急車を呼ぼうとしましたが、母は、救急車を呼んだら、必ず何故そのようなことになったのかを聞かれて、私がその罪で耐えられなくなると分かったのか、ずっと「大丈夫、大丈夫」と言っていたのを覚えています。

私がこれまで起こした行動のほとんどを覚えていないのに、何故Noteに書かれているかと思う方がいるかもしれません。それは、私が、自分が気分が良くなくて、暴れてしまうかもしれないと分かった瞬間にipadかiphoneか何かで動画を撮るからです。「ん?動画?」と動揺されるかもしれませんが、普通に動画です。母は、私が動画を撮ることに抵抗を持っていますが、私的には何が起きたのかきちんと把握する為に必要なことだと思い、犯罪証拠のようにほぼ毎回動画を回しています。サイコパスと思われるかもしれませんが、動画がないと、自分がいつ解離の状態に至ったのか把握ができないんです。

私がこれまで起こした行動

授業中断 不登校(一応オンラインでの授業を受けた) 母への暴力 リストカット 家出 高校逃走をしようとする ベランダから飛び降りようとする 頭を電子機器で過剰に叩く(ipadはその後曲がった) 不登校中は、毎日癇癪と暴れ など

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今現在、私がしている適応障害の治療

まず発症の原因を解決することが重要なので、原因を取り除き休養をとることが望ましい解決策だと一般的に言われていますが、

現実的にストレスを取り除くことが難しい場合が私の現状なので、一時的に距離を取ったり、受けるストレスを減らすことが出来るよう、学校(学校は全く対応を取りたくないらしいのが現実)を交え相談のようなことをしています。薬を服用しています。不眠はないですが、不眠の改善の睡眠薬も処方されました。抗精神病薬は毎日欠かさず飲んでいます。しかし、適応障害の場合、薬は根本的な解決にならないことが多く、必要性を慎重に判断し治療を行っています。確かに、薬はあまり効果がないのかなと思ったりすることもありますが、飲むと、プラシーボ効果のように少しだけ落ち着いたような気がします。

鬱病と適応障害の違い

https://www.iidabashi-mental.jp/information/archives/post-450.html

現在は、東京の精神科クリニックにて治療を行なっています。私が適応障害と戦っていることとは、学内や身内では全く知られていません。Noteを通して、カミングアウトすることは、何か意味があるのかと思い、パソコンのキーボードで文字を打とうと思いました。色々な意見や感情があるかもしれませんが、最後に言っておきます。これは、全て、現在進行形で起きている「事実」です。世界には、私のように、心の病気と共に生きていかなくてはならない人がいることを忘れないでください。

ありがとうございました。


オーキッド


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