コワーキングにした理由。子育てとキャリア形成の両立のため。勉強会に行きにくいなら、場所を作ればよい
京都の伏見に住むようになって数年が経ちます。自分はフリーランスで開発者をしているのですが、自宅での開発には限界を感じており、コワーキングスペースを色々と利用していました。ただ、子育ての関係上急な呼び出しもあったり、市街地に多いコワーキングスペースだとちょっと使うのを躊躇う場面も多くありました。
ちょうどいい、使いやすいコワーキングスペースが京都の伏見には少ないなぁと思っていました。そこで、無いなら作ってしまおうと短絡的に発想してしまったんですね。
また、Web系の開発者なら共感していただけると思うんですが、新しい技術の流行り廃りがとんでもなく早いのがこの業界の特徴です。気づけば得意としていた技術がトレンドから取り残され陳腐化している、なんてことがあり得る世界です。常に勉強を続けていかなくては生きていけない修羅の世界です。
普段一人で仕事をしているので、新しい技術の情報なんてものは放ってて入ってくるようなことはありません。仕事で接する人は基本的にクライアントなので、Web技術のことなんて知らないのは当然で、古い知識であろうと圧倒的に差があるわけです。なまじ経験があると、口先で何とかやり込めてしまえるようになります。コレは冗談ではありません。本当のことです。古い技術をさも最先端かのように言い繕うことが出来ます。逆に最先端過ぎて必要以上の技術を取り入れることも可能だったりするんですが。絶対的に悪いことかと言われるとそういう事でもなく、クライアントの要求に沿っているなら問題でもなかったりします。このあたりは難しい部分です。話が逸れましたが、複数人のチームであればお互いに刺激しあって新しい技術を取り込む・勉強する機会も少なくないでしょう。一人だと蛸壺にハマってしまい取り入れる機会や必要がなくなってしまいがちです。それは駄目だと思い勉強会などに頻繁に参加するようになりました。ただ、ここでも子育てがあるので、家族の仕事の都合が合わず、泣く泣く参加を見送るという事もよくありました。
自分のキャリアを高めるための勉強会に参加できない理由が日程の調整なんだったら、場所を作ってそこで勉強会をしてしまえば問題ないじゃないかと思ったのも開業理由の一つです。
作ってしまおうと思ったら何が必要だろうかと考えました。幸い自分はWebの開発者なので、システムは作れるだろうと思いました。そこから色々と必要なモノ・コトを考えていくことになりました。続きは長くなるのでまたにします。
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