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Webで会員管理システムを考える

Web会員管理っていってもわからないかもしれません。ただ、知らないうちに管理されてたりします。インターネットショッピングのECサイトなんかで使われているものも、このNoteで使われているのもWebで会員の管理を行っていると言えます。用語の定義とか小難しい話になると面倒なので、ざっくりとWeb上で登録が出来て、退会や状況、情報の更新が出来るシステムのことをWeb会員管理としましょう。

この会員管理をWeb上で行うのは無人化の上で必須です。というのも会員登録時に一々顔付き合わせて面談などを行って無人というのもおかしな話です。手を掛けずに出来るという仕組みは必須でしょう。

ただ、システム面だと色々と考える必要があります。例えば、登録するのにどういった情報を必要なのか、とか、本当に存在する人なのか、とか様々です。それらの考え方は一般的なサイトで使われているものを参考にして決めるといいでしょう。大切なことは無人で運営する前提なので、存在しなくても登録出来てしまうような仕組みだと後々問題が起きてくるかもしれない、という点です。単純なアンケートフォームのように無尽蔵に送信できてしまう仕組みだと、実利用が発生するビジネスとしてちょっとどうかと思うので、よくある会員サイトみたいに、メールアドレスで判断するということもあるでしょう。基本的にそれに近い方針でも構いません。

①登録希望者がメールアドレスを登録し、システムがそのアドレス宛にユニークな値をもたせたURLを返信をする。

②登録希望者が受信したメールアドレス文中にあるURLにアクセスする。

③URLにアクセスされると、パラメータから登録希望者のアドレスが判別され、そのアドレスが受信可能であると判断できる。

この流れでメールアドレスに受信者がいるということがわかります。そして、その登録希望者が、必要な情報、氏名住所等々を入力して、登録が行われます。個々の運営方針で変わってきますが、ここに個人情報を証明するような免許証、保険証といったものの写真画像を要求しても良いでしょう。その場合個人情報の取り扱いはより慎重に行った方が良いかと思います。

そのような形で会員を管理します。この仕組を作るだけで発注すると数十万かかることもあります。自分は過去に同様の仕組みを幾度となく作ってきたのでサクっと作っておしまいでした。実際に会員管理を作りたいという方は、どういうフローで会員の情報を持ち、管理するか、といった具体的な情報の流れを掴んでおくと、実際にシステム開発会社へ発注するにしても無駄なコストが発生せずに済みます。

今回は続いて料金設定の考え方や現金排除の仕組みについて書こうと思ったのですが、長くなるのでまたにします。

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