これって、逆差別?

どうも、ランジョーです。

 先日、我々のような精神的な障害を抱えた人々への差別はなぜなくならないのかについてブログを書きましたが、今回はその中でも、知的障害を持つ人々と私のような知的障害の伴わない精神的な障害を持つ人々への対応の違いについて述べたいと思います。

 前回のブログでは、公共の場で意味不明で挙動不審に思えるような問題行動を起こす人々について触れましたが、重度の知的障害や自閉症を抱える方ならヘルパーさんのサポートやフォローもあり、周囲の人間からも一定の理解を得て大目に見られることが多いかと思います。

 しかし、それ以外の当事者の場合、問題行動を起こしてしまえば周囲から明らかに問題視され、厳しい視線を浴びることが多いかと思います。

 もし、そんな人がいれば、ある場所では出入り禁止になったり、人間関係が崩壊し、社会的信用を失うことにも繋がるでしょう。

 まぁ、知的障害(特に、中~重度)の場合は、善悪の判別や状況判断が困難で、責任能力も低いため、そして見た目からでも彼らの言動によってハッキリとわかるケースもあり、周囲の人は「こればかりは仕方がない」と思い、温かく見守ろうという気持ちになることでしょう。

 しかし、知的障害以外の当事者(知的障害のない発達障害、精神障害など)だと、見た目が普通でハッキリとわからないことが多く、それ故に、周囲を困惑させるような言動を取るようなら、周囲から軽蔑され、冷遇されてしまいがちになると思います。

 でもそれって、よくよく考えたら、ある意味逆差別に繋がるんとちゃうかなと思うんです。

 自分でアカンと思うところがあれば、当然そこは改善する努力はすべきやと思いますが、それができないからといって、その人を除け者扱いするような社会のあり方もおかしいなあと思います。

 確かに、迷惑をかけそうな言動を取る人がいれば、勇気を持って止めることは必要やけれども、その人を軽蔑し、冷遇するようなことまではすべきではないと思いますし、そんな人でも真面目に人生を送りたいという意思があるならそれを尊重し、温かく見守るべきやと思いますし、知的障害や精神障害に関係なく、どんな人間でも決して誰一人とも見捨てない社会を作るべきやと思います。

 みなさんは、このことについてどうお考えになりますか?是非とも、みなさんのご意見をコメント欄にお寄せください。

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