友達 1
あの年、水俣に呼んでくれたのは、当時福島県立博物館の館長で、東北学という、新しい学問の領域を拓いた赤坂憲雄さんだった。赤坂先生とは、2011年、東北の震災の年にお会いしていて、そのとき「福島第一原発の近くまで行って来ました」という話をしたと思う。あれから5年以上が経ったんだなあ、とメールを読んで思った。
ここから先は
1,703字
伝統的東洋医学の知識や、見えない気の世界、また、さまざまな能力者の方がたとの交流から体験してきた、この世界と重なって存在する多元的な時空間についてのお話、鍼灸学校の学生生活を通して感じること、社会問題などを扱っています。また、田口ランディのクリエイティブ・ライティング講座や、イベント、講演会の情報なども掲載しています。現在は学校に行くため執筆は開店休業状態。ぜひ、noteで私の執筆を応援してください。
Web magazine「ヌー!」
¥500 / 月
作家として約20年間、執筆活動を続けた後、60歳で東洋医学を学び始め一昨年鍼灸学校に入学。体験してきた見えない世界と「気」を使う伝統鍼灸が…
日々の執筆を応援してくださってありがとうございます。