2階彫金工房の改装の様子!
こんばんは!
今回は、2階の彫金工房の改装状況を綴ります。
まず、ランディーワークスの店舗は
2階建のお店となっております。
1階に、サラダのお店
2階に、彫金工房がはいっています。
2階のスペースは、以前は事務所として使用されていました。彫金工房向けのスペースとなるように、金属の加工と製作作業をしやすい専用机などの設置とガス開栓が主な課題となりました。
2階への階段は、店内左奥から登れます。
空間の区切りが面白く、切り取り方が開放的でとても気持ちの良い空間です。
歴代のオーナーさま方の、改装によりもともとがカッコ良い内装になっております、本当に感謝です。
今回の1番大きな工事は、ガスを1階から2階へ延長することだったのですが、こちらの課題は、大分ガスさんが難なく対応してくださりました。
ありがとうございました!
環境が整ったので、作業台の作製を進めていきました。手仕事職人の夫・涼太は、今回も色んな機材を作っていました。
彫金工房での作業は、専用の彫金机でメイン作業を行います。
この彫金机は、板の形が特徴的で、加工作業がしやすいように中心の板が欠けたデザインになっています。
机の引き出しは、それぞれに役割があり、貴重な金属の破片や削り跡などの受け皿になるよう、机下の引き出しの内側は金属加工がされています。
2階のレイアウト構造としては、作業場と販売スペースの2つに分かれます。
まずは、作業場を整えます。
スポットライト4つの設置で室内全体が明るくなりました。
火を使用した彫金加工の際は、壁を汚さないように下のような、ガード付き区画のスペースで作業します。この防火作業台も、手仕事職人の手作りです。
今回は、この作業台を店内に合うようにワックスで色味をつけました!
トーンが落ちて、床のモルタルとの色合いが良い感じです。
もう1台、形の違う作業台を製作していました。
図工室のような長めの机を強度抜群の設計で作っていきます。
今回の作業から買い足した、makitaのインパクトが大活躍でした。しっかり木材に固定して枠組み完成。
そして、中晴さんから頂いた1階のブルーのカウンターテーブルの天板を、この作業台に新しく接合。とっても素敵なロング台になりました。
その後、作業工程を何回もシュミレーションし、ロング台の方に、先程の防火区画を付け替えることにしました。
この作業台も、木材の色が明るすぎたのでワックスでトーンを合わせました。彫金作業が、手の届く範囲で行えるように、コの字型に机を配置し、ガタ付きが出ないようにしっかりと固定しました。
これで、粗方の2階作業場が整いました。
ほとんど何でも手作り。
そんな職人肌にいつも感動します。
机が2台必要というタスクの中でも、
ただ、時間をかけず物を買う、という価値の真裏に触れられました。
こんな作業場だからこそ、よりお客様にぴったりなアクセサリーがお作りできるのだと、わたしも自信を持ってお伝えできます。
2階彫金工房も
3月より、少しずつ製作をしていきます。
オーダーの受付も開始しますので、お気軽にお問い合わせくださいね!
またお知らせしますね