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専攻変更と春学期の授業たち

秋にも授業紹介をしたので今回は春学期の授業たちを紹介します!

タイトルにもありますが、秋から変わった点が一つ。実は秋学期の前半までは自然科学(Natural Science)専攻をやる予定にしていたのですが、、、

専攻変えました。

きっかけは10月のとある日。地球科学の先生で自然科学部の進路相談も請け負っている方に話を聞きに行った時のことでした。課題について質問をしていたのですが、ひょんなことから「Concentration(学科)は何にするの?」と聞かれ、私がやりたいと思っていた学科の名前を言ったのですが、

「それ、今年から廃止になったよ」

え、、、

ということで急遽転科or転部しなくてはならないことになりました。元々やりたかった学科は工学っぽいことができる学科だったのですが、今できる自然科学系の学科は理科の理論や研究系につながるものばかりでそこまで興味がありませんでした。色々考えた末、とりあえず自分が一番得意で理系の全分野に応用が効くCS学部の数学科への転部が決まりました。日本で転部や転科はかなり珍しいですが、ミネルバを含めアメリカの大学は専攻を変えることにとてもオープンなので変わったことは特になく「専攻変えます」というフォームを記入すれば受諾されます。

ということで今学期は心機一転、CS学部の必修メインに切り替わっています。自然科学部の時は物理、生物、地球科学、化学の4つをメインに取る予定でしたが、CS学部に転部したため必修が微積分学、線形代数、アルゴリズム、確率と統計の4つに変更になりました。微積分学は前の学期でもう取っているので今回は線形代数とアルゴリズム、来年は残った確率と統計を取る予定にしています。

ということで今学期も3つ授業紹介します!

CS110: Problem Solving with Data Structures and Algorithms (データ構造とアルゴリズムを利用した問題解決)

ミネルバの2年生の授業で最も恐れられている授業。「外に出る暇もないくらい忙しい」「コーヒーの消費量えぐい」など実態を知らない一年生の間で噂が飛び交うほど。
取ってみた感触としては内容自体はとんでもなく難しいわけではないけど、やることが多くてものすごい時間を食う。すでにプログラミング経験がある人たちはそこまで難しくないらしいが、私の場合プログラミングは大学に入ってから始めた超初心者なのでそんなことは起こるはずもなく毎週悶絶しています。

先生はポルトガル人の女性でこの授業を5年以上教えているプロなのでとてもわかりやすく、驚異的な速さでメールに返信してくれたり成績をつけてくれます。ただ自分があまりにも課題ができていないのですごく申し訳なくなる。

CS113: Theory and Application of Linear Algebra (線形代数)

大学数学でも基本的な線形代数の授業。勉強量的には一番少なく、課題も毎週の問題集の宿題と月一のちょい難易度高めの問題集のみ。一応数学専攻なので頑張っておきたいところだが、そんなに張り詰めなくてもそれなりの成績が返ってくるので優先順位が若干下がっている。

他の授業がセミナー形式の議論なのに対してこの授業では毎回ランダムでペアに割り当てられ、そのペアで30分ほどブレークアウトルームで問題を一緒に解きます。わからないことがあれば先生を呼んでヒントをもらうことができます。大概はうまくいきますが、たまに集中してない人と一緒になると時間の無駄のように感じることがあります。
             
ちなみに先学期で取っていた微積分学の先生と線形代数の先生は夫婦で、今回は旦那さんの方に当たりました。この二人が数学専攻の必須授業をほとんど教えているので、多分三年目もまた出会うことになりそうです笑

AH111: Morality, Identity and Justice(倫理、自己、正義)

哲学の入門の授業で有名な哲学者の理論を皆で紐解いていき、実世界にどのような影響や懸念点があるかを議論します。

一応アート専攻の必修なのですが、アート専攻は一人だけで他は全員違う学部の人たちが選択授業としてとってるという異例なメンツになっています。(裏で操作があったわけでもなく本当に偶然)雰囲気もシリアスすぎないのでいい息抜きクラスにもなってます。数学やプログラミングと似ている部分としてはどちらも論理的思考を使うのですが、それを何に使うかがかなり違うのでフレッシュな脳を使えてる気がします(たぶん)

てな感じです!個人的にAHは後半あまり楽しめなかったので、やっぱり自分は理系向きなのかな〜なんて思ったりしています。



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