これ観てみ! 忘れられたマイナー映画たち 第1回
はじめに
記事をお読み下さり、ありがとうございます。
毎月数多くのタイトルが発売されるDVD、ブルーレイのソフト。
これだけ出れば、過去の映画なんて全て網羅されていそうなものですが、
実際はそうでもありません。
私はビデオテープで映画を観はじめた世代ですが、VHS時代は、大体どんな映画でもソフトになっているくらいの万能感がありました。
しかし、映画ファンの絶対数が減ったのか、
権利関係が複雑なのか、
はたまた単に不景気でソフト自体が売れないのか、
LD、DVD、そしてブルーレイと、
新しいメディアになるほどタイトルの数は減ってきます。
その間にも新作がどんどん公開されるので、
古い映画まで手が回らないという事情もあるのでしょう。
それでもDVD市場は頑張っている印象も受けますが、ソフト化されていない映画はたくさん存在します。
VHSのソフトが1万5千円前後もした事を思えば、DVDの平均価格はめちゃ安いのですが、それでも利益になるほど売るのは困難という事なのでしょうか。
それに比べると、レーザーディスクはあんなに重くてかさばるのに、ソフト展開は充実していた記憶があります。
ここでは熱い期待も込めて、
個人的にデジタル化して欲しいマイナー映画をご紹介していきましょう。
ここでお薦めするのは、広く絶賛される傑作ではないかもしれませんが、
少数の愛好家相手でも、長く愛されるべき映画たちだと思っております。
だいいち、
なんじゃそれはという、恐いほど安っぽい映画が大量にソフト化されている一方で、
こんなに優れた作品たちが何年も埋もれたままで、誰にも鑑賞されていないなんてどうかしてます。
オンデマンド生産でも配信限定でもいいので、とにかく簡単に観られる日が来るよう、
この企画に願いを込めました。
記事の投稿後に作品がソフト化された場合は、何とぞお許しください。
(尚、見出しの写真は全てイメージで、映画本編の画像ではありません)
第2回へ続く