【2021年9月更新】動画付き、日本のライブコマース事例まとめ
伊藤です。
弊社はライブコマースサービス「Crowd Live」を運営しています。最近NewsPicksでも取り上げられたこともあり、「ライブコマース」という言葉を耳にする機会が増えたのではないでしょうか?
一方「ライブコマースってどんなもの?」「ライブコマースって日本で流行っているの?」「ライブコマースって何が売れるの?」というお声を日々聞くことが多いため、今回はライブコマースの国内事例についてご紹介いたします。実際ライブコマースを導入することによって売上が10倍になったという事例もあるので是非最後まで読んでみてください!
またアーカイブ動画が載っているものを取り上げたので、見ていただくことでより明快なイメージが持てるようになると思います。
ライブコマースとは?
そもそもライブコマースとはどのようなものなのでしょうか?こちらは別のnoteにて詳しく取り上げる予定ですが、まずは下に載せた事例が全てアーカイブ動画付きですのでそちらをご覧になっていただくとイメージができるかと思います。
そもそもライブコマースはなぜ有効なのでしょうか?一言で言えば「ECに接客を加えられるから」であると私は考えております。実際ECは商品だけ置いて店員のいないデパートのようなものです。
また、ライブコマースはテレビ通販のネット版と言われることが多いと思います。しかしこの言い方は不十分です。
確かに販売員がいて、商品を動画を通して紹介し、視聴者が買うという構造は同じです。しかし、ライブコマースは視聴者から販売員へチャットを通してリアルタイムに質問が可能なのでより接客のような購買体験が可能、という点が異なります。
つまり一言で言うとECに接客要素が加えられるという点が大きな特徴です。
ライブコマースの国内事例
それではこれからライブコマースの事例についてご紹介していきます。ファングッズ、化粧品、アパレルなどは良くある例ですが、実はお酒、中古品なども販売されているのが特徴的です。共通点としては先に述べたライブコマースの特徴である接客が重要な商品である、という点です。
1. 化粧品(資生堂)
化粧品業界はライブコマースの導入が比較的進んでいる業界です。実際にどのように使用するのか知りたい、使用感や色を知りたいなどライブと相性が良いイメージが湧くのではないでしょうか?
ここでは数多ある事例のうち資生堂のリンクを載せておきます。他にもアパレルなど、実店舗でも店員さんがいる業界はライブコマースの導入が進んでいる傾向にあります。
2. 中古カメラ(サトーカメラ)
続いてサトーカメラのライブコマースです。こちらは中古商品とライブコマースの相性が良いことを示唆する非常に面白い事例なので別途noteにしようと思います。実際下の記事によるとコロナ禍にも関わらずライブコマースによって売上を10倍にしたそうです!
※追記:別途考察noteを書きましたのでこちらも合わせてご確認ください!
3. 酒(長野屋)
こちらはお酒のライブコマースです。こちらの成功要因としては下記2点が考えられます。
1. お酒というジャンル(単価高めの大人の趣味・種類が多い)
2. ライブ後半に抽選を置く演出
初めに1についてです。お酒の特徴として、種類が多く単価も高いのでしっかり調べていい物を買いたいという商品特性があります。一方仕事などもあり、なかなか時間がないという方も多い領域です。
そこで酒一筋30年の長野屋店主のライブコマースが重宝します。店主が選んだ酒とその解説を聞くことで上記のニーズが満たされるということです。
また、ライブ構成にも注目です。こちらのライブでは、ライブ後半に購入者限定の抽選を配置することによって販売促進を行なっております。
まとめるとこの事例より得られる知見としては以下と言えるでしょう。
・単価が高く、種類が豊富なものが売れやすい(カメラ、ゴルフクラブ、時計なども相性がいいかもしれない)
・語り手の知識や専門性が重要
・後半に目玉商品や抽選を配置することで視聴維持率を高める
4. ファングッズ(阪神タイガーズ)
こちらは阪神タイガーズの公式グッズのライブコマースです。今成選手のトークが面白く固定ファンも多いライブです。
こちらはファンを抱えるインフルエンサーや企業がライブコマースを行うことでよりファンとの繋がりを強固にし、販売を促進できる好例です。
最後に
どれもライブならではのコミュニケーションや臨場感を大事にして販売をしている好例だと思いますので、ぜひライブコマースを行う際の参考にしてみてください!
R&Dではライブコマースを簡単に始められるサービス「Crowd Live」を運営しております。ライブコマースにご興味がある方はこちらからお気軽にお問い合わせください!