『フォネティックマインド』ルール説明
〇 はじめに
この度は『Phonetic Mind』(フォネティックマインド)を遊んでいただき、誠にありがとうございます。
このゲームは、互いの推理力と思考力をぶつけ合う二人用対戦ゲームです。“色”と“アルファベット”の記されたカードを交互に出し合い、相手よりも早く手札を0枚にしたプレイヤーの勝利というシンプルなゲームです。
―ただし、見れるのは相手の手札のみ―
場の状況や相手の癖、表情、思考時間など、様々な情報をもとに、自身の手札を推理していきましょう。
―あなたが見ているのは、相手か、あなた自身か―
※プレイシートは使用しなくても遊べます。
※カードスタンドは市販のものでも遊べます。
※色:Red(赤)、Blue(青)、Yellow(黄色)
Green(緑)、White(白)
字:A(アルファ)、B(ブラボー)、C(チャーリー)
D(デルタ)、E(エコー)、F(フォックストロット)
X(エックスレイ)
※カードの表面には“色”と“アルファベット”、 裏面には“表面と同じ色”が記されている。
〇 ゲームの準備
ゲームを行う前に以下を行う。
・各プレイヤーにプレイシート、カードスタンドを配る
・カード全てをシャッフルする。これを山札とする。
〇 ゲームの開始
① 任意の方法で先手番、後手番を決定する。
② 以下の方法で、山札から各プレイヤーにカードを裏向きで10枚ずつ配る。 これを手札とする。
※各プレイヤー、手札内の同じ色のカードは3枚まで
③ 各プレイヤーは手札をカードの表面が「自分に見えない」かつ「相手に見える」ようにスタンドに立てる。
④ 後手番のプレイヤーは“色”を一つ宣言し、山札を“宣言した色”が一番上になるまでシャッフルする。
⑤ 山札の一番上のカードを全プレイヤーの手の届くところに表向きで置く。これを場とする。
〇 手番で行うこと
プレイヤーは先手番から交互に手番を行う。
① 手番のプレイヤーは以下のどれかに従い条件を宣言する。
以下、場のカードと
A:“同じ色”または“同じアルファベット”
例)場のカードが『RedのA』
ならば「Red」または「A」
B:“異なるアルファベット”(かつ“異なる色”)
例)場のカードが『RedのA』
ならば「C」や「(Greenの)E」など
C:”同じ色“かつ”異なるアルファベット“
または、“異なる色”かつ“同じアルファベット”
例)場のカードが『RedのA』
ならば「RedのB」や「YellowのA」など
② 手番でないプレイヤーは、①の条件に合うカードが手番のプレイヤーの手札にある場合は以下の前者、ない場合は後者を行う。
【ある場合:そのカードを場に置き、新たな場とする】
※条件に一致するカードが複数枚ある場合は、その中から任意のカード1枚を選択する。
※①の宣言がBの場合、山札の上からカードを1枚手元に置く。
※①の宣言がCの場合、手番のプレイヤーはもう一度①を行う。
【ない場合:山札の上からカードを1枚手元に置く】
③ 手番を終了する。(手番を交代する。)
〇 ゲームの終了と勝利条件
手番を繰り返し、手札のカードが0枚になったプレイヤーが現れた時点でゲームを終了、そのプレイヤーが勝利となる。
また、山札が無くなった場合は引分けとする。
〇 クレジット
制作:ボドゲ工房R(代表:ランブン)
ゲーム/イラストデザイン:ランブン
連絡先:bdgcobor@gmail.com
Twitter:@R08661643
印刷(カード・箱):株式会社萬印堂様 印刷
(本書):株式会社プリントパック様
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