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『フォネティックマインド』ルール説明

〇 はじめに

 この度は『Phonetic Mind』(フォネティックマインド)を遊んでいただき、誠にありがとうございます。
 このゲームは、互いの推理力と思考力をぶつけ合う二人用対戦ゲームです。“色”と“アルファベット”の記されたカードを交互に出し合い、相手よりも早く手札を0枚にしたプレイヤーの勝利というシンプルなゲームです。

―ただし、見れるのは相手の手札のみ―

場の状況や相手の癖、表情、思考時間など、様々な情報をもとに、自身の手札を推理していきましょう。

―あなたが見ているのは、相手か、あなた自身か― 

【内容物】
・説明書(本書):1枚
・プレイシート:4枚
・カードスタンド:4本(2人分)
・カード:35枚(5色×7文字 各1枚ずつ)

※プレイシートは使用しなくても遊べます。
※カードスタンドは市販のものでも遊べます。
※色:Red(赤)、Blue(青)、Yellow(黄色)
   Green(緑)、White(白)  
 字:A(アルファ)、B(ブラボー)、C(チャーリー)
   D(デルタ)、E(エコー)、F(フォックストロット)
   X(エックスレイ)
※カードの表面には“色”と“アルファベット”、 裏面には“表面と同じ色”が記されている。

〇 ゲームの準備 

 ゲームを行う前に以下を行う。
・各プレイヤーにプレイシート、カードスタンドを配る
・カード全てをシャッフルする。これを山札とする。

〇 ゲームの開始

① 任意の方法で先手番、後手番を決定する。

② 以下の方法で、山札から各プレイヤーにカードを裏向きで10枚ずつ配る。       これを手札とする。
※各プレイヤー、手札内の同じ色のカードは3枚まで

【カードを配る方法】
先手番、後手番の順番で山札の上からカードを1枚  ずつ裏向きで配る。 途中、1人のプレイヤーに4枚目の同じ色のカードが配られるとき、そのカードを山札の下に戻し、再度カードを配る。
これを各プレイヤーの手札が10枚になるまで行う。

③ 各プレイヤーは手札をカードの表面が「自分に見えない」かつ「相手に見える」ようにスタンドに立てる。

④ 後手番のプレイヤーは“色”を一つ宣言し、山札を“宣言した色”が一番上になるまでシャッフルする。

⑤ 山札の一番上のカードを全プレイヤーの手の届くところに表向きで置く。これを場とする。

〇 手番で行うこと

 プレイヤーは先手番から交互に手番を行う。
① 手番のプレイヤーは以下のどれかに従い条件を宣言する。
 以下、場のカードと
 A:“同じ色”または“同じアルファベット”
  例)場のカードが『RedのA』
    ならば「Red」または「A」
 B:“異なるアルファベット”(かつ“異なる色”)
  例)場のカードが『RedのA』
    ならば「C」や「(Greenの)E」など
 C:”同じ色“かつ”異なるアルファベット“
   または、“異なる色”かつ“同じアルファベット”
  
例)場のカードが『RedのA』
    ならば「RedのB」や「YellowのA」など

② 手番でないプレイヤーは、①の条件に合うカードが手番のプレイヤーの手札にある場合は以下の前者、ない場合は後者を行う。
【ある場合:そのカードを場に置き、新たな場とする】
※条件に一致するカードが複数枚ある場合は、その中から任意のカード1枚を選択する。
※①の宣言がBの場合、山札の上からカードを1枚手元に置く。
※①の宣言がCの場合、手番のプレイヤーはもう一度①を行う。
【ない場合:山札の上からカードを1枚手元に置く】

◇宣言とカードの有無による処理の早見表


③ 手番を終了する。(手番を交代する。)

【新たな場について】
 カードを場に置き新たな場にする際、前の場のカードの上に重ねて置く。また、前の場のカードは場のカードとしては扱わない。

【手元に置いたカードについて】
 手元のカードは、ゲーム中いつでも確認してよい。
(手札には加えない。)

【X(エックスレイ)について】
 Xは場に置かれている場合のみ“全てのアルファベット”として扱う。
(手札にある場合は他のアルファベットと同様である)

〇 ゲームの終了と勝利条件

 手番を繰り返し、手札のカードが0枚になったプレイヤーが現れた時点でゲームを終了、そのプレイヤーが勝利となる。
 また、山札が無くなった場合は引分けとする。

〇 クレジット

制作:ボドゲ工房R(代表:ランブン)
ゲーム/イラストデザイン:ランブン
連絡先:bdgcobor@gmail.com  
Twitter:@R08661643
印刷(カード・箱):株式会社萬印堂様 印刷
  (本書):株式会社プリントパック様

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