ランブン雑談・ボドゲ編 その16 キャラクターデザイン備忘録
閲覧ありがとうございます。ボドゲ工房Rのランブンです。
本日は自作ボドゲに登場するキャラクターデザインの資料をダラダラと記事にいたします。
私が過去に出展した作品はいずれも夜夜中氏にイラストを担当していただいているのですが、一部のキャラクターデザインは私が行っています。過去に『チキン・ラン』のキャラクターデザインについては記事にしたので、今回は今後出展予定の作品『双六なんて運ゲーだ』のキャラクターデザインについて書いていきます。
それでは本題に入ります。
PS 『チキン・ラン』の最初のキャラデザ
当初は現在よりもポップなデザインにする予定でした
デザインの方針と完成形
『双六なんて運ゲーだ』のキャラクター制作の方針は以下の通りでした。
・簡単なイラスト
『双六なんて運ゲーだ』はカードの種類が多いため、イラストのコストを下げる必要がありました。なので今回はとにかくキャラクターの簡略化を考えました。
・コミカルなキャラ
このゲームはバカゲーであるため、ポップなデザインを念頭に考えました。また、ゲームの性質上キャラクターがひどい目に遭うことが分かっていたため、ひどい目にあっても笑えるようなデザインにする必要がありました。
・紳士的老人
今回のキャラクターはある有名な双六ゲームのオマージュであるため、服装は紳士服(というよりも富豪)、シルクハットを被り、白い髭を携えているという方針を定めていました。
・不機嫌な表情
「ひどい目にあっても笑えるキャラ」「ある有名な双六ゲームのオマージュ」という観点から、表情はあえて不機嫌としています。
以上の条件から、今回出来上がったキャラクターが次の写真です。
名前は『Mr.ポリー』。写真写りが悪い……。
完成するまでの流れ
『Mr.ポリー』が完成するまでの流れは以下の通りでした。
最初に描いたデザイン。描き始め当初は「マスコット調」ではなく「ミニキャラ調」をイメージして描いていた。
年齢や表情を模索。ここら辺からから「どの程度キャラクタライズするか」を考え始めた。
顔だけではなくフォルム全体のキャラクタライズ化を図る。
一番下のデザインで方向性が確定する。
左側のデザインでいったん完成。ただ、もっとキャラクタライズした方が作画コストを減らせるかつインパクトが強いと思い、右側のデザインを作成。頭と体の一体化という発想を試していく。
「どうせ頭と体を一体化させるなら大胆に行おう」と思い現在のデザインが完成。一応頭と体を分離かつ簡潔にするデザインも考えた(写真右)が最終的に現在のデザインに決定した。また、動きを加えたイラストも描きイメージを確定させた。
最後に
今回は『双六なんて運ゲーだ』のキャラクター『Mr.ポリー』のデザインの流れについて書いていきました。私はイラストのプロではないので参考になるかは分かりませんが、いつも読んでいただいている方に少しでもためになったら嬉しく思います。
『双六なんて運ゲーだ』の出展時期はまだ未定ですが、出展した際はよろしくお願いいたします。
『チキン・ラン』
多人数短時間(4~7人、20分)、自由な交渉とシンプルな数比べ
プレイ難易度★★★
キャッチコピーは「―破産か、罵倒か―」
【紹介動画(YouTube) URL】
https://youtu.be/1C1C3qeQsl8
【ボドゲーマ通販 URL】
https://bodoge.hoobby.net/games/chicken-run
『B級映画制作委員会』
多人数軽量級(3~6人、10分)、リレー式大喜利ゲーム
プレイ難易度★★
キャッチコピーは「限られた予算と時間の中で『俺達の最高傑作』を作れ!」
【紹介動画(YouTube) URL】
https://youtu.be/m1iDNyYKa1w
【ボドゲーマ通販 URL】
https://bodoge.hoobby.net/games/b-kyuu-eiga-seisaku-iinkai
ゲームマーケット2021春
『Mole in the Cult』出展しました。
【ルール解説note URL】
https://note.com/ranbun_bdgcobor/n/nfb098775d4d6?magazine_key=m04f7ef0d353e
多人数中量級(4~8人、60分)、じっくり遊べる正体隠匿系ゲーム
プレイ難易度★★
キャッチコピーは「裏切者には粛清を」
【ボドゲーマ通販 URL】
https://bodoge.hoobby.net/games/mole-cult
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?