
野球場図鑑/牛久運動公園野球場
【所在地】牛久市下根町 1400
【両翼】100m
【中堅】122m
【収容人員】4,300人
【アクセス】
-JR常磐線・ひたち野うしく駅または牛久駅からコミュニティバス「かっぱ号」運動公園ルートで「牛久運動公園」下車
-ひたち野うしく駅から徒歩20分
【リンク】
牛久市
Spoiba

牛久市北部、ベッドタウンとして整備された住宅密集地と農地の境目にある牛久運動公園にある市営野球場。昭和55年11月開場で、多目的広場とテニスコートを併設する。
元々は両翼93m、中堅112mというサイズの球場で、筆者の記憶では90年代までは高校野球の秋季大会が行われていた筈だが、いつしか硬式は練習のみという事になっていたらしい。
しかし2019年茨城国体に向けて5カ年計画で改修が行われ、2013年の段階で外野が現サイズに拡張され、その後も客席他ほぼすべてのリニューアルが段階的に行われ、再び硬式対応になった。
正面に「USHIKU BASEBALL PARK」と表記されたように、2か所に伸びた長いスロープや観戦のしやすさ等、「ボールパーク」らしい工夫が凝らされている。特にレフト芝生席が小高い丘になっている様は、宮城球場の「楽天山」を思わせる、この規模の野球場には珍しい観客向けの仕掛けになっている。
それらの工夫が実を結んでか、イースタンリーグやBCリーグの開催が増え、春秋の高校野球県大会も開催されるようになり、ひたちなかや水戸のような県内No.1、2とはまた違った賑わいを見せる球場になった。首都大学野球連盟のリーグ戦も定着している。