生きることへの苦しみ、自我の置き場所ーアンダーグラウンド(村上春樹)
私は想像する。
今日は朝ごはんを7時半に食べた。
10分から15分遅れることもあるけれど、大体毎日それくらいだ。
息子を起こしてトイレに連れて行き、洗濯物は2日に一度。息子が駄々をこねて食べてくれない日もあるが、なんとか上手くやれている。
我が家の、朝の風景だ。
その後、息子と一緒に電車に乗る。
すると、突然変な匂いがする。
周囲の人は、咳き込み出す。
息子が泣き出す。鼻水が止まらず、目から涙が止まらない。おかしい。
いや、涙が止まらないのは私だ。視界が曇って、よく前が見えな