コロナ禍の高校生活
私は今都内の高校に通う1年生なのですか、今の私達の現状を知っていただきたくてこの記事を書いています。
2020年4月~5月は完全な自粛期間でした。
高校入学早々学校に行けなく、大量の課題が出され、とにかく勉強に追われる日々でした……
また新しい友達にも会ったことがないので、毎日が辛かったです。
ここで、あれ?友達?出来ていたの?と思った方もいるでしょう。まあ人によりますが、私やその他の人達(高校生達)は、TwitterやInstagramで#春から〇〇(高校名)というタグを検索し、片っ端からフォローしてDMを送り友達を作りました。
15歳の私でさえ、時代は進化したなぁと思ってしまいました笑
話を戻しますね。
6月から学校が始まってから1ヶ月間は、学校が1日置きになったり半日になったりと、変則的な時間割で授業が進められました。
出席番号が奇数の人と偶数の人で半分づつ登校していたのですか、その時は私達より学校の先生の方が辛かったと思います。
ある地学の先生は、8クラスの地学の授業を全て受け持っていたので、同じ内容の授業を16回行ったとか……
その後は学校行事が潰れたり小規模になったりと、高校一年生を楽しみきれない日々が続きました。
10月~12月までの間の期間の行事や思い出と言ったら、2回のテストだけです。一ヶ月間勉強してテストを受け、終わったと思ったらまた一ヶ月後にはテスト。いつもポジティブなわたしでさえ、精神的にとても辛かったです。
最新の調査では、日本の高校生の30%にうつ症状がみられるそうです。
それには少なからず、コロナが影響していると思います。
そして、私が皆さんに本当に伝えたいことはここから。
緊急事態宣言が1月に再び出され、学校側には
グループワークを行わないこと、一度に集合する人数を三分の二以下にすること、体育では接触を伴う競技は行わないこと、常に歓喜をすることなどが求められました。
しかし私の学校では、1月からある科目の授業は全てグループワークで行われました。
班ごとにひとつのテーマについて話し合い調べて、パワーポイントにまとめるものでした。
その先生は、あくまでこの授業は話し合いだと、よく分からない言い訳をして授業を進めました。
そして、一度に集合する人数を三分の二以下にすることについては、三年生が登校していないので学校に来る人数は三分の二という事で、今も一、二年生は普通に登校をしています。
一度に、教室などの一室に集まる人数を三分の二以下にしなければいけないのに。
こんなのただの屁理屈でしかありません。
私の周りの人も同じように考えていました。
近くの高校ではクラスターが起きたと聞きました。
私の高校でも既に4人ほどコロナ感染者が出ています。加えて、感染者が出た日の次の日も通常通り授業が行われました。
コロナの感染を拡大させないためにも、一日の半分を過ごす高校ではより注意をしなければいけないなと思うばかりです。
普段ニュースでは高校のこと、高校生の生活のことはあまり報道されません。
この機会に、少しでも私達高校生の生活について知っていただけたら嬉しいです。