足りなかったのは何をデザインするか

少し間が空いた。
「@デザインの勉強」とかいう名前のくせに、デザインの勉強をしていなかったのでは?という話ではない。どちらかというとこのnoteを書き始めたときの方がデザインの勉強はしていな……いや、どんな分野にもデザインがあるんだということを再確認していた。うん、立派に勉強していたね。

今回はそういう話ではなくて、この間、実際にデザインしていたのですが。
いわゆるクラウドソーシングサイトで見つけた案件に、積極的に応募する、というのを始めてみ増田。これが楽しかった!

デザインというのは「夢を叶えたり、困りごとを解決するひとつの手段」だと考えていて、案件にはそれぞれの依頼者の「夢」だったり「困りごと」だったりが見える。デザインを勉強しているとき、これがなくて、だからどんなものを作ったらいいのか分からなくて、デザインの勉強と言いつつ……イラレもフォトショも触ったりしつつ……それでもなんとなくふわふわしていたんだとやっと理解した。
遅い?いいんです、マイペースで。

デザインするのがあんまり楽しいので、自分にできそうなものは片っ端から応募してみている。この過程が楽しいので結果は全然気にしていない。


過程。

例えば、イベントの告知ポスター。

これは、「イベントに来てほしい」という「夢」を叶える手段だ。多かれ少なかれ、どのイベントポスターの案件にはこの夢が大前提としてある。
その中から、「その依頼者個有の夢や悩み」を自分ができる範囲で、できるだけ多く掬い上げて、解決のためにデザインしたい…というのが、私のささやかなポリシーです。

例えばTwitterで拡散されやすい形にしたいとか。
QRコードでラインのお友達登録をしてほしいとか。
若い人に多く知ってほしいとか。場所が分かりにくいけど来てほしいとか。当日は晴れてほしいとか。
多くの夢がある。それを、できるだけ多く掬い上げたい。

きっと当たり前のことなんですが、より腑に落ちたので書いておく。


この「夢や悩みを掬い上げて解決のお手伝いをする」ということ、実は前々職の時代でも私の最大のポリシーでした。
この考えが一本の木のように私の中心に聳えていて、どんなときにもブレなかった。私はお客さまが大好きだったし、仕事に誇りを持っているんだと胸を張って、今も言える。

このポリシーを思い出せたことが嬉しいし、ありがたいと思う。
夢を叶えるにも、問題を解決するにも、必要もののひとつはもちろん知識とスキルだ。

もっとデザインを勉強しよう!

……という感じで、まだまだ勉強、していきます。
マイペースに、生活を楽しみつつ、ゆっくりまったりね。

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