『タカラ~ムの本棚』店主・タカラ~ムの本を読んだり読まなかったりな日常(2021/2/13~2021/2/19)
2月13日(土)
朝4時半起床。散歩に行って朝食。
今日は土曜日ということで、週イチ恒例の買い出し日。まずはガソリンを入れるためにスタンドまで行く。その後はスーパーを2軒回って食材を購入し、お昼になったので食堂でランチを済ませ、本屋に寄って数冊購入して帰宅。
せんぱくBookbaseで1月31日から開催してきた「『老犬たちの涙』写真展」もいよいよ明日2月14日までとなった。会期中は思っていた以上にたくさんの方が展示をみてくれたようで、私が在廊した初日と2月11日にも、写真展を目的に足を運んでくださった方もいて嬉しかった。あと2日間、最後の土日もできるだけ多くの方に足を運んでもらえればと思う。
夜、突然スマホの緊急地震速報が鳴り始め、すぐに大きな地震が起こった。一緒に寝ていたモンちゃんが急いで布団から飛び出してくる。揺れは大きいし長い。部屋の中に山と積まれた本がいつ崩れるかヒヤヒヤしながら、モンちゃんを抱っこして揺れが収まるのを待つ。幸い、本は崩れることなく持ちこたえてくれた。停電もないし断水もしていない。テレビをつけてNHKにチャンネルをあわせる。福島と宮城で震度6強との情報。母方の親戚がいわき市に住んでいるので心配になるが、深夜に連絡をとるのは迷惑だと思い、明日になったら連絡してみることにして今日は就寝。
2月14日(日)
朝4時半起床。散歩に行って朝食。
1月31日から開催してきた「老犬たちの涙」写真展もいよいよ今日で最後。会場のせんぱくBookbaseの営業が終わったら展示パネルの撤去と梱包(これは一度自宅に持ち帰ってから改めて実施するつもり)の作業をする。
お昼前に家を出る。今日は片付け作業があるのでモンちゃんはお留守番。途中サービスエリアでランチ。フードコードで天丼を食べたのだが、サービスエリアの食事とは思えない豪華版で、しかもこれが1,000円ちょっとで食べられるのだから驚き。思い返せば、子どもの頃に父親が運転して家族旅行をしたときにサービスエリアでごはんを食べることがあったが、当時はインスタントみたいなラーメンとかカレー、スパゲティくらいしかメニューがなかったような気がする。(父が無類の麺好きで外食はもっぱらラーメンやそば、うどんだったから、他のメニューを知らなかっただけかもしれない)
昼食を済ませて松戸までドライブ。14時ころに到着して、あとは閉店まで所在なさげに店内や外をウロウロして過ごす。15時半過ぎて、閉店の時間になったのでパネルの撤収作業を開始。小一時間ほどですべてのパネルを外し、梱包用の箱に詰めこむ。2週間、びっしりと埋めていたパネルがすべて外された壁は、元の白さを取り戻し、その白い壁が宴のあとの物悲しさを醸し出している。などと少し感傷にひたりながら、店長と今回の展示の意味や開催してよかったことなどを少し雑談し、モンちゃんとたくさん遊んでくれた店長の子どもたちへの御礼のお菓子を渡して帰宅の途に就く。帰りの千葉駅前のデパートに立ち寄り、三省堂書店で「本の雑誌」の最新号他数冊を購入し、夕食用のお惣菜を買って帰る。
就寝読書は「老ピノッキオ、ヴェネツィアに帰る」
2月15日(月)
朝4時半起床。散歩に行って朝食。
テレワークの合間をみて、「老犬たちの涙」の写真パネルをひとつひとつ改めて梱包して荷造りをする。次の展示が大阪の高槻市であるとのことで、著者の児玉小枝さんから、2月18日の午前着で次の展示先担当者宛に発送してほしいとの連絡をもらっていた。
荷造りが終わったものの、外は激しい雨と風で出かけられそうにない。午前中は様子をみて、午後に雨がやんだのを確認してから近所のヤマト運輸の配送センターに荷物を預ける。展示前からだとおよそ1ヶ月、お預かりしていた大切な写真パネルともこれでお別れ。お疲れ様。また次の会場でも、みんなに老犬たちの実情とペットを飼うことの責任の重さを考えるきっかけとなってくれよ。
就寝読書は「老ピノッキオ、ヴェネツィアに帰る」
2月16日(火)
朝4時半起床。散歩に行って朝食。
今日は黙々と作業する1日。6時過ぎに接続してメールをチェックして、今日1日分の作業計画を立てて(あまり無理はしない)実作業に入る。今日はマニュアル動画の編集作業をやることにする。最近、会社で「動画でマニュアルを作ったらわかりやすいんじゃない?」的な話が進んでいて、ツールの検証作業をずっとやっているのだけど、この動画編集作業っていうのは、実際にやってみるとなかなかに大変。5分の動画を編集するのに2時間くらいかかってしまう。慣れればもう少し早くできるかもしれないが、これ他のメンバーはできるのかな?
今日の作業予定分の動画編集を完了して、完成品を会社のサーバーにアップして今日のテレワークは終了。
夕食が終わって、お風呂に入ろうとしたら、風呂の湯張り制御リモコンが動いていないことに気づく。リビングに設置されているリモコンも浴室に設置してあるリモコンも動いてない。これでは浴槽にお湯をはることができない。どうやらお湯は出るみたいなので今夜はシャワーで済ませる。
就寝読書は「老ピノッキオ、ヴェネツィアに帰る」
2月17日(水)
朝4時半起床。散歩に行って朝食。
本日もテレワーク。昨日に続いて動画編集作業。午後まで作業して15時過ぎに終了。
昨日壊れた浴室リモコンは、一夜明けたからといって勝手に直っているわけもなく壊れたまま。それどころか、リモコンだけでなく温水器も壊れていたようで、シャワーから出るお湯も生温くなっている。電気温水器は、家を建てたときに設置したものなので20年選手。どうやら寿命が尽きたということか。今日はメーカーがお休みなので、メンテナンス依頼は明日以降に連絡する。
就寝読書は「老ピノッキオ、ヴェネツィアに帰る」
2月18日(木)
朝4時半起床。散歩に行って朝食。
今日も今日とてテレワーク。本日も昨日に続いて動画編集作業(内容は昨日までとは別)。午後まで作業して15時過ぎに終了。
お昼休みにメーカーの担当者に連絡し、温水器の故障について連絡。20年選手の温水器は、すでにメーカーでの製造販売も終了しているため、故障を修理するためのパーツも製造中止になっているとのこと。機械の寿命ということもあるし今後もサポートは難しいので、新品に交換した方が良さそう。ということで、見積もりを作って持ってきてもらうことにする。
昨年は真夏にエアコンが壊れて交換(費用は約50万円)で、今回は真冬に電気温水器が壊れて交換と、築20年を経過した家は、付帯品にいろいろと不具合が出始めているな~。
就寝読書は「老ピノッキオ、ヴェネツィアに帰る」
2月19日(金)
朝4時半起床。散歩に行って朝食。
午前中に電気温水器の工事見積書を持ってメーカーの担当者が来る。テレワークの手を少し止めて見積もり提案の内容を確認。費用面などはこちらの要望も聞いてもらい、可能な限り低予算でかつ機能的に十分な品物で見積もってもらった。工事は3月の上旬くらいになりそう。これも事情が事情なのでなる早でお願いする。
仕事の方は午前中で終了。今日は月に一回の通院で都内に出る用事があるので午後は半日休暇をとったのだ。
仕事が完全テレワークになり、この通院以外で都内に出る用事がまったくなくなってしまった。先日会社の人と電話で話す機会があり、ワクチン接種や治療薬が普及してコロナがインフルエンザ並みの病気になったら、仕事も元のように出社前提に戻るのか、という会話をしたが、どうやらもう前の形に戻すことは考えていないらしい。オフィスのフロアも契約解除を進めているようで、本当に必要な最低限の執務スペース以外は残さない方針のようだ。
以前は、テレワーク絶対拒否! みたいな社員でも、およそ1年間強制的にテレワークせざるを得ない状況に置かれたことで、テレワークの快適さを理解した人も多く、中には「もう会社に出て働くイメージができない」と話している人もいる。人間、変われば変わる者だ。
午後の診察開始まで30分くらいあったので、クリニックの近くにある1000円カットの散髪屋で髪を切ってもらう。クリニックでの診察はいつもどおり。テレワーク環境が続きていることでストレスはないか、など話を聞いてもらい、いつもの薬を処方してもらって終了。
クリニックを出て東京駅に向かう。月に一度都内に出たら、丸善丸の内本展で本を買うのも恒例行事だ。今回も文庫本から単行本、ムック本から雑誌までいろいろと購入する。こうして着々と積ん読本が増えて、部屋の中が本に侵食されていくのである。
書店を出て、久しぶりの東京だし少し飲んで帰ろうかと新橋に行く。時刻は16時過ぎ。まだ開いていない店もあれば、緊急事態宣言中で休業している店もあるし、閉店してしまった店もあって、新橋も人はまばら(時間的な理由もあるけど)。開いている居酒屋さんがあったので入ろうとしたら店の人に止められる。「ウチ、二人以上のお客さんしか入れません」とのこと。緊急事態宣言の営業短縮要請で、それまで一人客を断っていたような店でさえ、お一人様プランとか作って少しでもお客さんに来てほしいとしているなか、まさかのお一人様お断りでちょっとびっくりした。さすがに「どうして?」とも聞けないので別の店を探したが、あれどういう方針なのかな。一人客はお金にならないからダメなのかな?
別の店で軽く飲んで(確かに2000円くらいしか使ってない。一人客は儲け低いか笑)、夕食用にお寿司屋さんでテイクアウトを作ってもらって帰宅。
お風呂に入れないので夕食を済ませて就寝。
就寝読書は「老ピノッキオ、ヴェネツィアに帰る」