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河合克敏/とめはねっ!鈴里高校書道部(8)

4月に入りプロ野球が開幕した。
贔屓チームの動向が気になる。
シーズンが深まるにつれ、
それぞれのファンの悲喜こもごもも深まる。
シーズンが終わると、
その勝因・敗因が語られるのだけど、
よく言われるひとつに
レギュラーメンバーの固定うんぬんがある。
実力があるメンバーが経験を積み、
それぞれの役割を理解することにより、
その実力を余すところなく発揮できる。
連携の高まりによって、
チームとして、組織としての力が増す。

一方、調子が良い者をその時々起用し、
多くのメンバーを起用することが、
功を奏すこともある。
マンネリに陥ることを排して新鮮さを保ち、
競争意識を煽って士気を上げる。
レギュラーと非レギュラーが分離せず、
相乗効果でチーム全体の総合力向上が魅力だ。

レギュラーの固定化、その時々の適材適所。
では一体どちらがいいのだろう。
もちろん答えはどちらもだ。
イチかゼロかではなく、
その間のグラデーションの中に答えはある。
メンバーの固定による
一部コアメンバーの活躍は不可欠だし、
一方でフレッシュな新人の突き上げも必要だ。

というのも新年度に突入して、
書道部に新入生が加入する。
コアメンバーの絆と新たなメンバーによる刺激。
面白いぞ。

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