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こざき亜衣/あさひなぐ(26)
たとえ歩む道は異なっていても、
頂きを目指す者同士には
相通ずるものがあるのかもしれない。
ものの考え方・捉え方は
180度というほど異なっていても、
その姿勢は互いに影響を与える。
そんな様子を象徴する、この巻の表紙もまたいい。
チームは同じようなタイプが集まるより、
異なるメンバーが集まる方が面白い。
まったく同じ人というのは二人といないから、
同じようなタイプと感じられるのは、
ひょうっとしたら個性の発揮が
十分にされていないからかもしれない。
各人が個性を発揮し、目立ち始めると、
チームは俄然輝きだす。
個性あふれるメンバーが、
それぞれ役割を果たし始めると、
チームは強さを増す。
ジグソーパズルのように、
それぞれのピースがピタッとはまると、
1+1が3にも4にも、時には10にもなる。
一人一人がバラバラの方向に
進んでいるように見えても、
役割が明確であれば
その成長がチーム全体を大きくしていく。
そうなるとチームの向かうべき先も
自然と明確になる。
チームはぐんぐん音を立てて強くなる。
チーム一丸とはまた違う、
別々の個性が拡張し合い、
大きな塊となってうねりを上げる。