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受け入れてもらいやすい形にしてから伝える、という配慮
現況が、どちらかというとマイナスな状況で、その原因をつくっている人に悪意のない場合(むしろよかれと思ってやっている)、指摘しても受け入れてもらいづらい。
そんなときは、「あなたの行動でこうなっている」と思っていても、それは伝えずに、「今こうなってしまっていると思うのですが、どうしたらいいと思いますか」と、相談する形で言うと、相手も一緒に原因を考えてくれるようになりやすい。
「実は自分も困っている」とか、「今自分はこういう行動をしているけれど、こう動いたほうがいいかもしれない」と、こちらが言いたかったことを、自分自身で言ってくれるようになることもある。
本人がアドバイスを求めている場合ならまだしも、そうではないなら、相手の行動を否定するような言い方は、相手にとって受け入れがたい。(たとえそれが正論で、本人にとって必要な助言であったとしても)
とはいえ、相手の行動によってもたらされた結果が、自分や周囲にとってもよくない場合は、伝えなければいけないときもある。
そんなときは、相手の行動に言及するのではなく、その結果としての現況を伝え、相談する形でもちかければ、相手が自分自身で「自分の行動が一因になっていたかも」と気が付いてくれる可能性が高くなるかと思う。