教師196日目~新時代の授業~
スケジュール
8:00~8:30 実験準備
8:30~8:40 職員会議
8:40~8:50 ST
8:50~9:40 授業
9:50~10:40 学年末考査監督表作成
10:50~11:20 理科会
11:20~11:40 学年末考査監督表作成
11:50~12:40 授業
12:40~13:00 昼食
13:00~14:10 教材研究
14:20~15:10 初任研
15:10~15:25 掃除
15:25~15:30 ST
15:50~17:00 学年会
17:00~18:30 学年末考査監督表作成
とうとう最後の考査監督表作成が始まった。
これが終わればもう2度とやることはないかもしれない。
ラスト頑張ろー。
今回は来週にやる予定の反転授業について考えたい。
反転学習とは普段の授業→個別学習という流れを反転させた個別学習→授業の流れで学習する形態をとるものだ。
要するに、個別で予習してきたことを使って授業をするということだ。
僕はこの反転授業を積極的に取り入れていきたい。
ICTが当たり前のものになり、大体のことは映像で学べるようになった。
そんな現代で一方的に教える講義型授業をする意味はほとんどないからだ。
もし授業をやるならライブでしか味わえない即興的なものか相互関係によって何か新しい気付きを得られるものに限る。
そんな反転学習を用いた授業には2パターンのやり方がある。
1つは映像授業などで学んだことを使う演習を全員で行い、学びあい的な形式を取るもの。
もう1つは映像授業で学んだことを使って探求活動のようなことをするもの。
どっちのスタイルを試そうか迷っていた。
それを教頭に相談すると、両方やれば良いじゃんと返ってきた。
そこで僕は二者択一の呪縛に囚われていたことに気付いた。
どちらかしかやってはいけないなんてルールはどこにもないのだ。
それに演習はどうせテスト前にやるのだからそれを実験を交えて反転的にやれば良いのだ。
もっと言えば、演習的な反転授業ならば誰でも簡単に行える。
そう思うと、来週の研究授業では探求活動的なことをやろうと思う。
反転授業の単元が弦・気柱の振動なのでヘリウムガスで声が高くなる原理について考えてみたいと思う。
弦の振動では音が高くなる現象は起きない。
しかし、気柱の振動では中の気体が変わると音速が変わることで振動数が上がる。
ここに着目して、理由を説明出来るかを生徒に考えさせたい。
ただ、この授業だとあまり固有振動についての学習に繋がっていないことが気になる。
人の声の倍音を調べることで発声機構(開管なのか閉管なのか)確かめられないかな?
また、実験を取り入れにくいことも懸念点だ。
この辺の懸念を取り除いて面白い研究授業が出来ると良いなと思う。
どっちをやった方が良いかじゃなくて生徒の学びに繋がることはどれもやる。
面白いと思ってもらえそうな授業は片っ端からやる。
終わりー。