教師140日目~ご高評~
スケジュール
8:00~8:30 授業準備
8:30~8:40 職員会議
8:40~8:50 ST
8:50~9:40 授業
9:50~10:40 教材研究
10:50~11:40 授業
11:50~12:40 研究授業
12:40~13:00 昼食
13:00~13:20 質問対応
13:20~14:10 ご高評伺い
14:20~15:10 授業
15:10~15:25 掃除
15:25~15:30 ST
15:30~17:30 ご高評伺い&時間割調整
17:30~18:00 部活動
今日は研究授業を行った。
朝からレールにマグネットテープを貼ったら黒板に貼り付いたのでテンションが上がった。
やはり実験をやるには予備実験を何度も行い、細かい工夫が必要なんだなと感じさせられた。
肝心の授業はというと昨日の反省を活かして昨日よりは良い授業が出来た。
ただ、やはり課題も多くあったので次回への糧にしていきたいと思う。
今日もらったご高評のなかで次への課題になるのは板書と話し方、演示の仕方の3点。
まず、板書について。
僕の文字は縦長になりがちで遠くからだと見えにくいこともあるみたいなので、もう少し横長を意識して書いていきたい。
また、今回は黒板で実験をしたのだが、実験場所に文字が書いてあるのは実験が見えにくくなるので辞めた方が良いということだ。
次に話し方。
塾講師として授業をしていたときの癖と僕の個性が相まって、勢いで授業をしてしまいがちだと言われた。
それだと、分かる生徒には良いが分からない生徒を置いてきぼりにしたり、分かった気にさせるだけで理解していないということが起こることが懸念点として挙げられた。
もっとじっくりと生徒の思考速度と同じスピードで共に考えていくような味わい深い授業を1つの引き出しとして出来るようにしていきたい。
若いうちはノリと勢いで(もちろん分かりやすさは大前提のうえで)引っ張っていくのもありだとは思うが、今後に向けてきちんと整備された生徒の脳に入れ込むような授業を目指していきたい。
次に演示の仕方。
僕は見えにくい人は前に来てねくらいしか声をかけなかったが、本校の生徒は遠慮して少ししか前に出てこない。
だから、しっかりと見せたいときには強制的に前に集め、着目ポイントを伝えたうえで見せることが大事だと学んだ。
物理では演示実験をすることが多々あるのでその見せ方には次回から注意していきたい。
このような改善点をたくさん挙げてもらって、より良い授業を求めていけるし、指導教員には実験の工夫やじっくり考えさせる授業が出来ていたと褒めてもらえるし、研究授業は何やってもプラスになるなと思う。
来年からも自主的に続けていきたいくらいだ。
授業を人に見られなくなったら独りよがりのものに近付いていくと思うので、常に外部の目に晒し、他の教科の先生にも見てもらい、自分を磨き続けたい。
指摘してもらえるうちが華だ。
批判も真摯に受け止めて、自分の成長の糧にしていく。
もっともっと、ありがたく厳しいご指摘をもらいたい。
最後の結論はいつも同じだが、各教師が頻繁に研究授業を行い(何なら普段からいつでも授業を見せ合う雰囲気を作り)、常に自分の授業について振り返ることが必要だと思う。
その為の時間が足りない。
もっと教師に余裕を。
お互いに切磋琢磨し、自分の授業を磨き続ける集団でありたい。
5年目くらいの先生が研究授業しても既に指摘されることはなく、褒められることしかないと言っていたが、どこまで言っても完璧な授業は存在しない。
そう思ってしまった時点でそれがその先生の限界だ。
良いところはきちんと褒める。
改善すべき点はきちんと伝える。
上下関係なく、これが出来るような環境が大切だと思う。
終わり。