バレンタインデーのおはなし

今日はバレンタイン。
メロディ島の女の子たちが集まって
お菓子作りをします。

「さあ、みんな！
はりきってお菓子作るよー！」

「「「はーーーい！！」」」

「みんなでお菓子作り、ワクワクするー！」
「そうだね！」

「みんなは誰にあげるの？」

「アタシはもちろん

シベリアさんに…♡」

※メロディ島では
ビアンカさんとシベリアくんは恋人です

「だよねだよねー♡」

「ウチはそうだね…

ちゃちゃまるとハムスケに
あげようかな〜」

「じゃあアタイは

パッチちゃんとジュンちゃんと兄貴に…」

※メロディ島では
モニカちゃんとロボくんは兄妹です

「あ！！

兄貴はラミナちゃんがあげるから
いらないかー！♡」
「そ、そうだけど///

モニカちゃんもあげなよ〜♡
ロボくん絶対喜ぶよ！！」

「ラミナちゃんの愛のこもったお菓子だけで
兄貴は十分幸せだよー♡」
「そ、そんなぁ…///」

「ハンナさんは？」
「ん？ウチかい？ウチは…

内緒だよ♡」
「えー？誰だろう〜？」

「まさか他の島に誰かイイ人がいるのかい？」
「そんなんじゃないって！
さあ！作るよっ！」

(ハンナさん、誰にあげるんだろ…？)
・
・
・

・
・
・

・
・
・

・
・
・

・
・
・

「「「完成ーーー！！」」」

「超イイカンジー♡」
「あとは渡すだけね！」

「喜んでもらえるといいねぇ」
「みんなで頑張ったんだから大丈夫さ！」

「それじゃあ、みんな
素敵なバレンタインを♡」

・
・
・

「ただいまー！」
「おう、おかえり」

「ん？」

「なんかうまそうな匂いすんな」
「そうかな…///」

「何持ってんだ？」
「あ、待って待って！」

「ふふっ、こっちに来て♡」
「ん？なんだ？」

「あのね、今日はバレンタインって言って
好きな人に気持ちを伝える日なの」
「へぇ〜、そんなイベントがあるのか」

「それでね！女のコみんなで
お菓子作ってきたんだよ〜！」
「甘い匂いがするのはそれか」

「ロボくん！
いつもあたしの隣にいてくれてありがとう！
大好きだよ♡受け取ってください♡」
「おう、ありがとな！」

「……………」
「……………？」

「食べさせてくれねぇの？」
「え！？///」

「そういう日なんだろ？」
「んん？？ちょっと違うような…」

「いいからいいから」
「う、うん…」

「は、はい…あーん///」

「ん、うまい」
(ひぇ…///)

「今度は俺の番だな」
「食べさせてくれるの…！」

「嬉しい！あーん♡」
「………………」

ちゅっ

「ロボくん！？！？！？！？/////」
「ははっ、悪い悪い！」

「マヌケな顔も可愛くてつい、な」
「もう、ロボくんたら…」

🔔ピンポーン
「誰かな？」

「見てくるね」
「おう」
・
・
・

「やぁ、ラミナ！」
「ハンナさん！」

「ロボとイチャイチャしてるところ悪いね」
「ええええええ…！
別にイチャイチャなんてしてないけどっ？」
(わかりやすい子だね笑)

「それよりハンナさん、どうしたの？」
「どうしたの？って今日はバレンタインだろ？」

「いつも世話になってるからね
気持ちだよ、受け取っておくれ！」

「あたしに……？？」

「こういうの照れくさいけど
せっかくのイベントだしさ
普段なかなか言えないからね」

「う……」
「ん？」

「うわぁぁぁん！
ハンナさん、ありがとう〜〜〜！！」
「ちょっとちょっと！そんなに泣かなくても」

「泣くよーーー！！！！
とっても嬉しいんだもん！！！！！！」
「わかったわかったから、その辺にしときな」

「ハンナさん、本当にありがとう！！
これからもよろしくね！！」
「ああ、こちらこそよろしくね！ラミナ」

✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼

こうしてとっても幸せな
バレンタインを過ごしました♡

おしまい♡