カラマーゾフの兄弟、第一章
外に出れないので、ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」を読んでみることにした。
ドストエフスキーは「罪と罰」を読んだことがある。なんというかかなり難しい、、、というより読むのに気力を使ったが、中身は面白かったような、、、「デスノート」みたいなテーマの内容だな、と思った記憶がある。
私は、本のレビューを書くのは作者に失礼に当たると勝手に思い込むタチである。しかし、今回は文をまとめずにはいられない。それもそう、この作者の本は「登場人物の名前が覚えられない」のである。作者がロシア人であり、聞きなれない名前だからというのもあるだろう。しかし、名前の似ている人が多数出てきたり、出てきた人が急に別名で呼ばれたりするので、読んでるだけで混乱する。そこで現時点、第一章での登場人物と特徴だけでもメモしておこうと思う。いわばゲームのセーブである。
○フョードル…兄弟の父親。バツ2。ヒモみたいな印象。資金繰りがうまい。好んでピエロを気取る。子供や奥さんに愛着がない。
○アデライーダ…1人目の妻。名家出身。駆け落ちの体でフョードルと結婚。ドミートリィを産む。原因不明で死。
○ドミートリィ…カラマーゾフの長男。アデライーダ死亡後、世話係を転々とする。途中叔父にあたるミウーソフに引き取られる。が、また転々。現在将校?。金遣い荒い。フョードルとの財産で揉めている。仲は×。性格は若干丸いジャイアン?みたい。
○イワン…カラマーゾフの次男。かなり賢いらしい。ポレノフから離れ学校へ行く。大学へも行く。自分でお金を稼げるくらいには優秀。(現在読んでるだけでは普通。めずらしい)
プライドが高いらしい。三男との仲は微妙。ドミートリィとフョードルの仲裁者。
○アリョーシャ…カラマーゾフの三男。アレクセイ。小さい頃から純真。斜に構える親父も、アリョーシャだけは特別扱いするほど。ゾシマ長老と会い、神の道へ。母親の記憶あり。母の墓を訪ねるためフョードルのもとへ。
○イワーノブナ…2人目の妻。こんな名前罪と罰にもいたな?。綺麗な人らしい。家には金なしだった。イワンとアレクセイ産む。神経病?で死。
○ポレノフ…イワーノブナ死亡後、イワンとアレクセイを引き取る。アレクセイを可愛がってくれた。
○ゾシマ長老…この頃の宗教は長老制度、長老の言うことは絶対権力らしい。この長老はいい人。ガチャでいうところのUR。第二章から始まるであろう家族会議の監督人。
○ミウーソフ…アデライーダの親戚。偉い人らしい。長老制度を馬鹿にしている態度。家族会議に参加予定。
出てきた人物と背景は以上である。かなり多い。60ページでこんだけ出てこられると困る。ぜひとも第二章からは入場制限をかけて欲しい。これから読み進めていきたいが、気力次第といったところ。