【ドラフト】ジンクスから楽天イーグルスの指名を予想してみた2024🦅
ご無沙汰しております。ましと(@mashito_7)です。
昨年のドラフト直前にこんなnoteを投稿しました。
石井一久GMが就任した2018年シーズン以降のドラフトを分析し共通点、いわゆる「ジンクス」を見つけることでイーグルスの指名を予想しようじゃないか!!という企画でした。
noteはたくさんの反響をいただきましたが、一方で肝心のジンクスはなんとも微妙な結果に
にも関わらず、(忙しさ?とかいろんな言い訳をして)まともな振り返りをしないまま月日が流れ…今年もこの季節がやってまいりました。
ということで、2023年にひとつの区切りをつけてドラフトを迎えたいという気持ちで筆を執った次第です。
こんな時期に去年の反省会をしているやつがどこにおるんだという話ではありますが(ごもっとも)、ジンクスのなかには昨年も続いたものがありましたので、そこを振り返りつつ、今年指名されそうな選手の紹介もしてみたいと思います。
イーグルスファンの皆さまが少しでもドラフト候補を知る機会になれば幸いです。お付き合いよろしくお願いします🙋🏻♀️
ジンクス反省会
①東京六大学から8年連続指名中
〇おすすめ候補
廣瀨隆太(慶大→ソ3位)
上田希由翔(明大→ロ1位)
→結果 ❌
noteの看板でもあった六大学ジンクス。
ついに昨年連続指名がストップしてしまいました
2023年ドラフトの中心は好投手揃いの東都リーグ。同一連盟からは過去最多となる7選手が1位指名されました。
「即戦力投手」の1位指名を公言したイーグルスは常廣羽也斗(青山学院大→広1位)に初回入札。ドラフト全体的に見ても投手の指名が中心となり、野手の上位候補だった廣瀨、上田の指名は叶いませんでした。
とはいえ、六大学も東都には負けてはいません。
3月に侍JAPANトップチームに選出された宗山塁(明大・遊撃手)をはじめとして、昨年をこえる14選手がプロ志望届を提出しました。今年は2年ぶりの指名あるか、注目です👀
おすすめ選手
山縣 秀 遊撃手(早稲田大)
早稲田の守備職人
軽やかなフットワーク、握り替えの早さ、状況判断力は申し分なし。堅実でありながら時にアクロバティックなプレーで神宮の観客を魅了する。守備評価は早大・小宮山監督が元同僚の小坂誠さんを引き合いに出すほど。
(⇧のサムネ、クリムゾンレッドがよく似合いそうな顔をしています。)
② 高校生は体格重視
おすすめ候補
日當直喜(東海大菅生→楽3位)
横山聖哉(上田西→オ1位)
→結果◎
右投手は身長190cm前後、内外野手は180cm以上など高校生のスカウティングは高身長を重視する傾向にあるというもの。
noteでおすすめ候補にあげた日當が指名されるなど(うれしい)、こちらは方針として続いていることを確認。
日當(190cm)に加えて、坂井(186cm)、大内(191cm)と指名された3投手がファームで順当に登板機会を積んでおり、8位指名の青野(180cm 86kg)も含め将来への期待が高まります。
今年は特に高身長投手の豊作年。昨年のように積極的な指名を期待したいです。
おすすめ候補
藤田 琉生 投手(東海大相模)
2メートル近い身長から繰り出される豪速球と落差のある変化球が武器のサウスポー。この夏は甲子園ベスト8に進出、高校代表にも選出された。
大型投手が課題としている制球面やフィールディングが安定しており、大きな体を器用に使える点が大きな魅力。
1位指名も予想される大器ですが、イーグルスも可能性があると思っています。
③大卒社会人投手を5年連続指名中
おすすめ候補
竹本 祐瑛(JR東日本東北)※指名なし
→結果 ❌
昨年は社会人からの指名がなくこちらのジンクスも途切れてしまいました。
今年も即戦力投手の獲得が予想されるイーグルス。1位指名確実と目される候補はいないものの、相変わらず実力のある社会人投手はわんさかおりますので、引き続き注目したいカテゴリです。
おすすめ候補
東山 玲士 投手(ENEOS)
今年解禁(大卒2年目)の社会人右腕。
同志社大で主戦として活躍し、NEOS入社後も1年目からリリーフを中心に登板を重ねている。直球は平均145キロ前後だが球速以上に感じる威力があり、打者が空振りしたり差し込まれる場面が多数見られる。
変化球はカットやチェンジアップ、ドラフトレポートの集計によると今季の公式戦では奪三振率11.69を記録している(10/22現在)。
④新任スカウトの担当地区からの指名
おすすめ候補
岩見スカウト/椎葉剛(徳島IS→神2位)
→結果 ❌
岩見 育成 居残り 【検索】
新任スカウトの担当地区から毎年指名されるというジンクス。
昨年は四国アイランドリーグからの大量指名もあり、岩見スカウトが担当する中国・四国地区からの指名が期待されましたがゼロという結果に。
今年は新たに井上純スカウトが関東地区に配属。報道内のスカウトコメントを見るに東都リーグなどを中心に精力的に活動されているみたいです!
また、今年も徳島インディゴソックスを中心に多数の候補がいる四国アイランドリーグ。岩見スカウトの担当選手が指名されるかもしれません。
おすすめ候補
德山 一翔 投手(環太平洋大学)
最速153キロの力強いストレートは今年の左腕でトップクラス。スライダーやチェンジアップの質も良く、全国大会6試合(21.1回)を投げての奪三振率は驚異の11.39を記録。
独立リーガーに注目の集まる中国・四国地区では敢えて大学生投手をピックアップ。2年秋の神宮大会で7回ノーヒットの鮮烈デビューを目にして以来、長らく筆者の最推し左腕。ちなみにIPU環太平洋大のブラバン応援も全国大会の名物。ぜひ神宮球場で聴いてみてね。
今年の見どころ
ここでは2024年ドラフトの個人的注目ポイントをご紹介します!ジンクスと一緒に気にかけてみると面白いかもです。
①あのスカウトの動向に注目…(!?)
筆者がここ数年注目しているのが九州からの指名。
ベテランの大久保勝也九州地区担当スカウトは注目度がそこまで高くない「掘り出し物」を見つけることに長けており、今年もその動向が気になります。
おすすめ候補
龍山 暖 捕手(エナジックスポーツ)
評価急上昇中の高校生捕手。
2021年に開校したエナジックスポーツ高等学院の1期生として入部。今春の沖縄県大会初優勝、夏の選手権予選準優勝という大躍進を「4番捕手」として支えた。
武器は「今年の高校生捕手でNo.1」とスカウトが評する強肩で、セカンドスローで137キロを記録する。また小柄ながら高校通算19HRのパンチ力も秘める。
②東北ゆかりの候補
最後に恒例の東北出身選手を一挙にご紹介。
同一大学からの最多ドラフト指名を狙う「富士大七人衆」をはじめ、ことしも多数の有力候補がおります。
おすすめ候補
佐々木 大輔 遊撃手(富士大)
北東北のミスターフルスイング
腰を落としたオープンスタンスから外国人選手のような鋭いスイングを繰り出す強打者。打球は強烈なライナー性が多く、コンタクト力も悪くない。リーグ戦では主要打撃タイトルを多数獲得。3年の大学選手権では上田大河から一発を放つ(動画3:00ころ)。
遊撃守備では強肩を生かしたスローイングが魅力。プロでは三塁や外野でも十分に活きるか。
岩手・陸前高田市出身で一関学院では3年夏に岩手県独自大会を制覇。
おわりに
最後までお読みいただきありがとうございました!
今年から社会人になったことでアマチュア野球を追う時間がつくることができず、例年ほどドラフトの熱量がいまいち上がりきらないまま迎えた10月。
「ドラフトは後から結果を知るくらいでいいかな、仕事もあるし」なんて思っていました。つい最近まで。
でも、ぼくは一般人にはなりきれなかったようです。
悪いお友達からの誘いもあり、気がついたら年休を取得していました。
どうしようもない人間ですね。
ということで
今年もいつものやつ、やります。
老害ドラフト好きたちがいつも通りワイワイ泣き叫ぶ配信となっております。お時間のある方はぜひお越しください!
ふろく
各メディアに掲載された楽天スカウト陣の動向を“ほぼすべて”まとめました。指名予想やドラフト候補を調べる際にご活用ください!
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