回顧録 イスタンブール 食べ物編
noteを始めて3日目。運良く仕事は休みである。
でも月曜日からはまた休み無しに近い日々が始まるのである。
ドイツは労働時間も休日も保証されてるはずなのだが、開業間もないベンチャーで、マネージャークラスとなると法律なんてどこへやら。
自分を振り返れば大した経歴の持ち主ではないけれど、日本食のレシピを再現したり、メニューを考えることができる料理人がいないから仕方ない。
ちなみにドイツのラーメンレストランでシェフという肩書きです。
ラーメンだけ考えていたら楽なんだけど。。。
あれ。
書こうとしていた本題からハズレてる。
己の文才の無さは、こういう所から来るのであろう。
さて、一応10月には休暇が取れる予定である。
半年ぶりに家内に会うのと、まとまった休みが取れるので、それまで何とか持ち堪えねば。
休暇の行き先はまたもトルコ。
でも、次回はアンタルヤに行くことにした。
去年と今年の5月と、2回続けてイスタンブールに行き、そこで家内と会うしかなかったのである。
コロナと戦争で遠距離は辛いものがある。
それでもイスタンブールがとても気に入ったので、今年の春も迷うことなくイスタンブールに決めて、家内との時間を満喫した。
定番のブルーモスクやトプカピ宮殿など観光を楽しみ、最初は警戒心丸出しでトルコ人との接触にも緊張しまくりだったが、思いの外優しい人々に癒され、旅行中は何度も助けられ。
2回目の旅行時は期間も延長し満喫。心の底では、初回でトラブルに遭わなかっただけで、次にトラブルがあったら、もう行かなくていいや。。。くらいに考えていたものの、2回目は更に大満喫。
すっかりイスタンブールの虜になってしまいました。
私的にはまず、トルコ人の情の深さと親切な人が多いことに驚き、感動しました。
そりゃホテルとかは仕事だからね。
よく聴くのが絨毯屋の土産物押し売り詐欺。実際にあるようですが、これも偶然声をかけられた絨毯屋がとても良い人で、日本人が騙されないようにアレコレ教えてくれました。
そして食べ物。
初回の旅行時は定番のレストランばかりで終わりましたが、今年の春は街中での一般的な食べ物(まぁ、それでも観光客向けだったのかもしれないけれど)に挑戦。
一応、料理を生業にしている立場としては興味津々でしたが、食べる物殆どが美味しかった。
最も気に入ったのはサバサンド。
パンで挟んだ方じゃないから、サバロールとでも呼べば良いのか?
コレが美味すぎた。
日本人の口にはぴったりでしょう。
ロシア人の家内も気に入ったようで、ランチはコレで良いと言っていました。
次に気に入ったのが、Midye Dolma
というムール貝の中にピラフを詰め込んだもの。
これも美味しかった。
日本人に合う味だと思う。
そして魚介好きな自分にとっては魚。
ドイツで生活する最大のストレスは魚が美味しくないこと。
そもそも種類も少ないし、魚文化じゃないし。
和食好きの自分が何でこんなとこで生活してるのかと自問自答するくらい、新鮮な魚に飢えていました。
イスタンブールで行った寿司屋は、とても良いネタを使っていた。
ドイツの寿司屋では満足できないので、海の近いイスタンブールでの寿司は楽しみにしていました。
もちろん、トルコ料理よりは高額でしたが、それでもドイツより安くて全然美味しかった。
でも、トルコでは魚料理は豊富ですが、調理方法がシンプル。というか貧相。
塩焼きではなく、素焼きした魚にレモン。お好みで卓上の塩。
生のタマネギとレモンは欠かせない。
まぁ、シンプルですが魚本来の味が楽しめて悪くはなかったです。
もちろん、すぐに醤油やポン酢が欲しくなりましたが。
商売柄、土産物を探すついでに市場も行きました。
魚がとても新鮮だったので、マジで買って帰りたかった。。。
次回はホテルではなく、キッチン付きアパートメントに滞在しようと決めたのでした。
とにかくイスタンブールの食べ物では、魚ばかり食べようとしてました。
もちろん、1人ではないので他にも色々食べましたが。
観光地のレストランでは、定番のケバブ盛り合わせ。
正直、ドイツでもドイツ料理のレストランよりもケバブ屋が多い昨今、ケバブは食べる気がしませんでしたが、たまには食べましたよ。
他にも、トルコ人の身近なスナックとも言えるゴマパンや、屋台の焼きとうもろこし、焼き栗、濡れバーガーなど、色々食べました。
でも、またトルコの魚介類を求めて再訪することでしょう。
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