映画ルパン三世 THE FIRST 感想&興行収入予想
アナ雪2以来の感想&興行収入予想記事ですね。
アナ雪2は100億超えを目指して爆裂ヒットをしていますし、
すみっこ暮らしも10億突破予想は当たりそうですね。
そしてそして今回の映画感想記事はこちら!
映画 ルパン三世 THE FIRSTを本音感想述べていきます。
先に結論を書きますが、ルパン三世ファンならば見る価値のある良い映画だったと思います。
感想記事はネタバレ満載なので映画鑑賞前の方は戻るボタンを押してください。
目次
①日本のフル3DCGアニメも海外アニメに全く負けてないと思える序盤
②ルパンと言えば映画やテレビスペシャル毎に登場するヒロインキャラ!今回は大当たり!
③敵キャラはルパン一味を際立たせるほどの大物感はなし
④峰不二子の見せ場は凄い!銭形警部との共闘も◎
⑤10点満点評価
⑥興行収入予想
①日本のフル3DCGアニメも海外アニメに全く負けてないと思える序盤
この映画 ルパン三世はフル3D CGアニメ映画です。
フル3D CGアニメ映画といえば日本中のドラクエファンにパルプンテを起こした
ドラゴンクエストユアストーリーがある意味有名です。
この映画の監督はドラゴンクエストユアストーリーの監督でもある山崎貴さんが行なっています。
ドラゴンクエストユアストーリーはあの酷い終盤で評価を大きく落としましたが
私的に途中までの世界観と映像美と音楽は一流映画だと感じていました。
そして今回のルパン三世
やはり山崎監督が率いるチームの3D CGアニメは素晴らしく美しかったと思います。
アナ雪やドラゴンクエストユアストーリー、そしてルパン三世と非常に滑らか、かつ、表情豊かに動く3Dアニメを見てしまうと普通のアニメでは満足できない身体になってしまいそうです笑
映像美は◎
②ルパンと言えば映画やテレビスペシャル毎に登場するヒロインキャラ!今回は大当たり!
今回のヒロインキャラは女優の広瀬すずが声優を行なっている
レティシアです
ちょっと上記の画像では魅力が伝わりにくいのですが、
このキャラが動くと非常に可愛いのです。
ドラゴンクエストユアストーリーのヒロインのビアンカも私はめちゃくちゃ可愛いと思って鑑賞していましたが、
このレティシアもめちゃくちゃ可愛いです。
映画の大きな魅力となる大事な事なので二回も書きました笑
ルパン三世とレティシアは実は繋がりがあったという事がストーリー上、明らかになった時から急に応援したくなるヒロインです。
ルパンはレティシアに裏切られながらも、大人の男としてレティシアに接している所が非常に良かったと思います。
ルパンがこのヒロインを非常に大切に扱っているシーンが複数見受けられ、
ラストのルパンとレティシアの絡みも王道中の王道です。
私的にルパンシリーズの中でも当たりの魅力的なヒロインだと思いました。
③敵キャラはルパン一味を際立たせるほどの大物感はなし
ヒロインはべた褒めでしたが、敵キャラの大物感は残念ながらありませんでした。
終始何やってるんだこいつらは感が否めない敵キャラ達です。
劇場版らしくルパン一味をギリギリまで追い詰めるぐらいの大物感がある敵キャラであれば更に魅力的な映画になったと思います。
ドラクエ映画のゲマは非常に魅力的な敵キャラでしたので惜しいですね
今回のボスはルパンシリーズの中でもショボいボスキャラに位置すると感じました。
おそらく、ルパンとレティシアの関係性、そして初代ルパンVSルパン三世の流れを重視してストーリーを展開したかった為、チープな敵キャラになってしまったのでしょう。
④峰不二子の見せ場は凄い!銭形警部との共闘も◎
ルパン三世の永遠のヒロインといえば峰不二子ですが
今作の峰不二子は大活躍も大活躍で
峰不二子ファンにはたまらない映画だったと思います。
上記の画像では伝わりにくいと思いますが
めちゃくちゃ魅力的な大人の女性に仕上がっています。
若い女性ヒロインのレティシアとは対照的にキャラを動かしていたと思います。
今回の映画ルパン三世は
ぶっちゃけ、次元と五右衛門がいなくてもストーリーはほとんど成り立ちます笑
そして次元と五右衛門がいなくても画面は十分に盛り上がっています笑
ルパンとレティシアと峰不二子が魅力的だからです
今作は峰不二子無しではストーリーが成立しません!
峰不二子大活躍です。
次元も五右衛門もいらないと書いてしまいましたが、物語を落ち着かせるギャグ要因として魅力的に働いていましたし、とある展開によってルパン一味と銭形警部と共闘するシーンでは圧倒的な力を見せつけてくれました。
キャラクターデザインは次元も五右衛門もかっこよかったと思います。
ルパン一味と銭形警部で敵キャラ達と戦うシーンはまさに劇場版オールスターといった感じで
ファンサービスとして◎だったと思います。
⑤10点満点評価(及第点は6点)
世界観6.5
爽快感6.5
ワクワク6.5
キャラクター6.5
ストーリー6
ギャグ6
テンポ6.5
ド派手さ6.5
映像の美しさ 7.5
音楽6.5
声優のハマり度7
ヒロインの魅力8
敵キャラの魅力4
見た後の満足感6.5
(10点満点評価の大体の意味合い)
10…史上最高レベルで文句なし
9…映画の魅力の核となる最高峰のレベル
8…非常にハイクオリティで映画の武器となるレベル
7…中々高いレベル、好印象なレベル
6…合格点レベル、映画を見ていて特に不快感を感じないレベル
5…クオリティが低いが我慢できるレベル
4…映画の印象に悪影響を与えるレベル
3…映画全体の印象に多大な悪影響を与えるレベル
2…これ一つで映画が全部台無しレベル
1…絶句
ストーリーは私は王道のルパンスペシャルと言った感じて好きでした。
つい先日、金曜ロードショーで放送された新作のルパン三世テレビスペシャルがつまらなさすぎて逆に驚きましたが、
この映画ルパン三世のストーリーは気になる部分を除けば良いストーリーだったと思います。
その気になる部分とは敵キャラがあまりにも魅力がなく、弱そうなのに
ルパン一味がピンチになるという所があまりにも説得力に欠けるという点です。
次元や五右衛門の実力からして絶対にあんな敵の戦力程度でピンチになるわけないのになぁと冷めた目で映画を見てしまう事もしばしばありました。
しかし、ルパンとヒロインのレティシアとの出会いから別れまでの持って行きかたは王道中の王道のストーリーで私は大好きです。
ここを楽しめない人には並以下のストーリー展開と感じるかもしれません。
映像美は非常に好印象、ルパンの見せ場のアクションは圧巻です。
音楽も違和感なく◯
声優も◯
映画の進むテンポも良く、飽きさせないのも◯
基本的に標準以上のナイスな映画だと思います。
本当に惜しいのは次元と五右衛門と銭形と敵キャラの使い方でしたね。
キャラ設定とストーリーの乖離がファンに違和感をもたらすかもしれません。
⑥興行収入予想
山崎監督のアニメ映画はドラゴンクエストユアストーリーで悪評がついてしまった感があるのは否めないと思います。
ドラクエ映画で山崎監督にガッカリしてしまった人は映画館に足を運んでくれないかもしれません。
ドラゴンクエストユアストーリーも終盤のわけのわからない展開にしないで今回のような王道ストーリーを展開していれば興行収入50億円超えを狙えるような素晴らしい作品でした。
前回のドラクエ映画はドラクエファンを怒らせるような内容でしたが今回の映画は違います。
今回の映画ルパン三世はファンが見ればある程度楽しめる映画になっていると思います。
しかし、序盤、中盤、終盤までの映画としての魅力はドラクエ映画の方が上だったと私は感じました。(ドラクエは残念ながらクライマックスでぶち壊してルパン三世よりも映画としての評価を落としてしまったが)
敵キャラの魅力の差、魔法やモンスターが登場するドラクエ特有の画面のド派手感によって差が生まれてしまったと思います。
ルパン三世ファンが見れば間違いなく楽しめる映画だと思いますが、ルパン三世ファン以外の人が劇場に足を運ぶほどかと聞かれると???です。
また、映画の宣伝も兼ねて放送したはずの新作のテレビスペシャルが致命的に面白くなかった事も興行収入に悪影響を与えるかもしれません。
興行収入10億を超えることは間違いないと思いますが、ルパン好きでもない人に絶対に見に行ってみてと推せる作品でもありません。
20億を果たして超えられるのかと聞かれると、
アナ雪とスターウォーズに挟まれているルパン三世の立場は非常に苦しいように思えます。
ドラクエ映画で興行収入50億を突破していれば
安心して楽しめる3DCGアニメ映画監督の地位を確立し、ルパン三世でも軽々と30億以上は叩き出していたと思いますが…
という事で私の興行収入予想は20億前後と予想します。
映画のポテンシャルとしては間違いなく30億以上を狙えるポテンシャルはありますが、
いかんせんアナ雪、スターウォーズという強烈なライバルがいるため、時期が悪く、前作のアニメ映画の評判も悪かった事が興行収入に悪影響を与えると予想します。
弱気な興行収入予想となりましたが
ルパン三世ファンが見て損をした気持ちにはならない映画です。
ルパン映画の中でも上位にくるナイスなヒロイン、レティシアとルパンの関係をお楽しみください。
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